社会見学
昨日は息子のクラスの社会見学。
担任の先生に「見たいんじゃないかと思って」と
誘っていただいたので、私もくっついて行きました。
外国人だと得することが結構あるんです☆
訪問したのは、市庁舎。
約100年前に建てられ、その後地盤沈下で閉鎖され
12年の修復工事を経てまた復活しました。
うちの息子が生まれるはるか前から工事してて小学3年生で完成です。
あまりに長いもんで、もう修復工事やめたの?と思ったこともありました。
建物の床は新しい大理石に張り替えられましたが
ジャマにならないようにコッソリ写真を撮ってたのに
市長の机。 でも実務をするのは別の机だそうです。
実は師匠のお兄さんが今月の選挙に立候補していて
上のシャンデリアはひとつ700kgあって
それぞれ約1500個(だったかな)のクリスタルでできているそう。
その他会議室やらいろいろ見せていただいて
最後にビデオで修復の工程をお勉強。
それにしてもすごい数のクリスタル、金、大理石・・・。
これをひとつひとつ磨いて彫刻の修復なんてしてたら
12年はかかるわ~と納得。
スペインで歴史のある建物を見るたびに思うのは
時間の重みってスゴイんだなーということ。
こういうのを取り壊さずに維持していくなんて
「やるじゃん、スペイン」と思った社会見学でした。