夏バテ気味な身体に水分と糖分ばかり与えていては、自慢げなお天道様の輝きに太刀打ちできないのはおろか、今後控えている遠征やら夏フェスやらに供えた身体にはなれない。
スチームサウナに24時間滞在し続けているような生活なのに、代謝の悪さが老廃物を溜め込んでしまい、分泌される微かな汗でコーティングされた皮膚がべたつきっぱなしの身体である。
大汗をかくわけでもないので一向に痩せる気配を見せない、ある意味わがままバディーにもほどがあるわ!と叫びたい衝動にかられながらも、近所迷惑なので断念してはみたが、体力と忍耐力も限界気味なこの季節を乗り切るために、健康的な食事を欲っしてふつふつと沸騰してゆく血、沸き肉踊り出す、夏バディーでもある。
緑の野菜を食べさせてあげようじゃないか。
意を決し、灼熱をかいくぐりながら、冷蔵庫のようにキンキンに冷えたスーパーへ突入する。
高騰する野菜たちの中から安さと量に絶対の満足と自信にみなぎる森林のような野菜、
パセリを購入することにした。
レストランや喫茶店などでは、添え物扱いしかされず、次々に口へ放り込まれる他の食材たちを
恨めしそうに下から眺めて過ごし、ぞんざいに皿を右往左往移動させられ、皿の端に安住の地を見出だしたのも束の間、お飾りの役目を無事に果たしましたね、おめでとうと拍手に包まれながらも、生ゴミ箱直行である。
諸外国ではメインになるといっても過言ではない地位を築いており、ビタミンも豊富なパセリ。
この国では、プラスチック製のバランと同様の扱いを受けるのである。
我が家ではそんな、扱いはしない。
緑黄色野菜としての天寿を全うしていただきたく、暑中お見舞い申し上げながら、
まず手始めに、みじん切りにしたパセリを自家製ヨーグルトに投入した。
オリーブオイル、擦ったニンニク、ハチミツ少々、シークワァーサーちょっぴりも
投入、水々しいトマトに掛けてたべると、これが美味なのである。
