ちいさな哲学者たちはロウソクを囲む | 昼寝をしないと 夜も落ち/\眠れない

昼寝をしないと 夜も落ち/\眠れない

おじょぉ の詭弁に満ちた日々

小さな哲学者たちを観る。
フランス郊外の幼稚園でされている哲学クラスの園児たちを追ったドキュメンタリーで、
スクリーンで観る機会は逃していたが、やっと観る事ができた。

死や愛、人種などについて取り組むのだが、園児それぞれが楽しげで自由で、
安心した空間の中、ロウソクを囲んで展開される。
発言の多い子もいれば、質問から派生した事柄を友人たちとこっそり話す子もおり、
ぐっすり大の字で寝ている子もいて、なぜか少し安心する。

質問の意図を理解せずに意味不明な事を答えているように思える場面も、深く聞いていくうちに、
辿々しく回りくどく長めではあるが、例え話で語っており、ちゃんと意図に添って応えているということが判ってくる。
ただ、考えを言葉で表現するチカラがまだ乏しいだけなのだ。

意見のぶつかり合いから暴力的な喧嘩へと発展する場合も多く映し出されていたが、
これは子どもに限らず大人でも見かける光景なので、人生経験不足という事でもなさそうだ。

自分の頭で考えることへの愉しみを持ち始める子ども達だが、この年代は身近な親の思想が全て。
体験してきた事も含め、行動や発言として反映される。

園児も哲学するが、大人も哲学しなければ、教育としての完成度は低くなるかもしれない。
私も頭をどんどん使って行こう、とりあえずは昼寝のあとで。