翌日の極寒な立春を過ぎたころから、待ってましたと言わんばかりに世の中はすっかりバレンタインムードへと無事に移行していった。
手作りチョコや有名ショコラティエの高級チョコ、義理とパッケージにしっかり印刷されたチョコ味の焼きそばだのが、渡し渡されてパッピーだったり恐怖だったりして、日本中の各方面を賑わせたバレンタインデーも終わった。
次に向かうは雛祭りと、いまひとつ定着しないホワイトデーが手ぐすね引いて待っている。
どちらも女性に優しい行事なのだが、一方はバレンタインの熱狂ぶりに比べると、
全くと言っていいほどに盛り上がらない。
再びチョコでも充分に良いのだが、そうなるとチョコ関連のお菓子会社ばかりが儲かる仕組みになってしまいそうで、他業種からのやっかみが酷くなるだろう。
今ひとつ定着しない理由の二つ目は1ヶ月後というその離れ業である。
海外では当日に贈り合うのが習わしだが、ここが島国、あくまで仏式の日本とするならば、まだドキドキが持続している1週間後くらいで。
成功ならばお七夜で、失敗ならば初七日でお願いしたい。

