最近読んでる本

 

外務省職員時代によく分からん理由で犯罪者にされたことで知られる佐藤優さんの

15歳、高校一年生の時の東欧、ロシア旅行を描いた作品。

作品に描かれている若々しい青臭さに、

自分自身が若きころ、

22歳の時に青春18きっぷと、ユースホステルを活用して、

中国地方を一周したことを思い出した。

 

思い出したといいながら記憶は断片的である。

2003年1月2日?

当時、住んでいた姫路からスタートして

播但線を北上したのかな?もうこの時点で怪しいw

最初に鳥取砂丘に行ったことは覚えている。

一日目はもう暗い時間帯だったと思うけど、

松江のユースホステルに泊まった。

(姫路から一日でそんなに移動できる?w)

でも松江のユースホステルに泊まった記憶は間違いない。

最寄駅が一畑電車の「ルイスCティファニー美術館前駅」

当時日本一長い駅名を誇る駅で降車して、暗い中、人気のない道を15分ほど歩いたんだよなあ。

今思うとちょっと怖い。

その松江のユースホステルは既に閉業。

グーグルマップでその様子を見ることができます

(松江レークサイドユースホステル。廃墟状態なんで、ちょっと怖い)

二日目は出雲大社に行った。

若かったもんですから、記念に巫女さんと写真を撮ってもらった(・。・)

萩まで移動してユースホステルに宿泊。

このユースホステルはまだ稼働しているみたいですね。

検索して建物を見たら、懐かしく感じた。

HDDを漁って、当時の写真を発見しました。

たぶんこれ萩だと思うんですけどね(・。・)

萩城のあたり。

桂小五郎や高杉晋作の生家、吉田松陰の松下村塾にも行ったはず。

ブラブラ街を歩いていたら雪が降ってきて、

古い町並みと相俟ってロマンチックだなあ、と感じた記憶がある。

それから萩から下関に行きました。

たぶん移動中、寝ていたから、移動していた記憶が全くない。

下関は高杉晋作ゆかりの地を見て歩きました。

当時、下関にお友達がいて、

一緒に居酒屋に行ったのですが、市場は明日からだからロクなものがねえ、と言っていた記憶がある。

その日はお友達の家に泊まりました。

翌日、山口へ。瑠璃光寺の五重塔を見た。はずw

広島県宮島口のユースホステルに宿泊。

同じ部屋のイタリア人と仲良くなる。

彼は広島に来る前に姫路に寄ったみたいで、

歴史博物館の甲冑試着体験がいたく気に入ったと写真を見せてくれた。

そして翌日、一緒に宮島へ。

厳島神社を見学した後、イタリア人は西へ。私は東へ。

その後、岡山。人生初岡山。

岡山駅を出て真正面のビルに

「武富士!」「アイフル!」「アコム!」「プロミス!」「レック!」

消費者金融の看板がドカン!と掲げてあったのが印象的だった(・。・)

岡山城方面へ向かったはず。

当時、貧乏学生だったので、岡山城も後楽園も入場せず、外から見学。

そして電車に乗って姫路へ帰宅したのであった。

 

この旅で残っている写真は四枚しかない。

日付情報を見ると一枚目の松江しんじ湖温泉駅の写真が1月2日、

最後の宮島が1月6日。

青春18きっぷが5枚綴りだし、4泊5日の旅だったのかな?

一日目(1月2日)は本当に姫路を出て鳥取砂丘を見学し、松江のユースホステルまで到達したのだろうか?

萩にしても、宮島にしてもデータを見ると、8時ごろに撮った写真なので(宮島は7時16分w)、

当時の私は朝が早かったのでしょうねw

1月2日、6時ごろの電車に乗って姫路を発ったのかなあ、と思います。

 

ほんと懐かしい思い出話し。

今みたいにスマホもないし、ネットもそれほど発達していない時代で、

簡単に情報を得られるワケでは無かったから、見るもの全てが新鮮だった。

今振り返ると本当に得難い、とても幸せなことだったな、と思います。

どう足掻いても、もうあの頃には戻れない(・。・)色んな意味で。

いい思い出です。