良く言われる
ドラムにおける前ノリ、あとノリ

前ノリは曲を活き活きとさせて
ある意味若々しさを与えてくれます

あとノリはドッシリとした
曲に重さと安定感を与えてくれる

と言われても
中々解りにくいかと思いまして

同じ曲で検証してみようと


てな訳で
ちょうど比較できる音源がありましたので

バンドは
マイケル・シェンカー・グループ
曲はArmed and ready 


先ずは前ノリ

これはマイケルのソロデビューアルバム
邦題は「神」
!!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ!!


ここでドラムを担当しているのは
様々なセッションをこなして
その都度ハイテクを駆使しなから
元気でノリノリなビートを生み出してくれる
サイモン・フィリップス


すごく若々しい
これから新たなスタートを切る❗
そんな勢いを感じさせるビートですね
(*´∀`)♪
グイグイと引っ張っていく、
でも周りの音を置いてけぼりにしない
そんな、前ノリの好例です。




続きまして
あとノリ

これは
勢いで押していきたいところを
グッと押さえて
曲が締まって聞こえる

アルバムは
「One night at budokan」
初来日の武道館公演をおさめた
ライヴアルバムですね
(* ̄∇ ̄*)

ドラマーは
コージー・パウエル


凄く安定していて
安心感のある重いビートが
さっきとは違った表情を曲に与えてくれてます
(*´∀`)♪

同じ曲で
こんなに違って聴こえるのが
面白いですよね
(≧▽≦)






さてもう一題

前ノリ、行きすぎると突っ込み過ぎる
あとノリ、気を付けないと曲がモタって聴こえる


こちらは前ノリ過ぎて突っ込んでしまった例
アルバムは
「Rock will never die」
83年のロンドンはハマースミス・オデオンのライヴを収めた
ライヴアルバム



ドラマーは
テッド・マッケンナ


割りと前ノリタイプながら
勢いで行きすぎた例です
マイケル含めて
全てのメンバーが
ガンガン前へ前へと突き進む勢いに載せられ
所々曲がどこかに行ってしまう
挙げ句にオカズを入れると
半拍抜ける



これ、良くフロントメンバーは
曲を見失わないよなぁ~と
感心してしまいます
( ̄▽ ̄;)

まあ、ドラマーとしては
少なくともこのタイプの音楽をやるバンドには
よろしく無いような気がしますが

ちなみにこの方
80年代日本のアイドル歌手が
海外のアーティストをバックに起用すると言うブームがあったのですが
それに乗って
河合奈保子さんのレコーディングに参加しています。



大丈夫だったんですかね❓



と言う訳で
ノリ三題でございました。
m(._.)m


ではまた(@^^)/~~~