私の楽しかった人(犬)生の1コマです。

私にはあだ名があります。本名が「しの」なので
「しのじ」「しーちゃん」はわかるのですが、
「ねずみ」「ねっち」「ねずりん」「ねー防」
は最初、意味がよくわかりませんでした。
後からわかったのですが、私が子犬の頃、育ての親の会話によく私が登場し(人気者はつらい)「今日しのがねー」と話しているとつい、「なに?呼んだ?」って満面の笑みでしっぽ振りました。
こっちとしては「呼んだんだからおやつをおくれ」となるのですが、「呼んでない」とおやつをくれません。そうなると当然もめるわけです。
そこで考えられた暗号的あだ名が「ねずみ」だったのです。本当は「シルバー」だけど、見た目「ねずみ色」と変わんないのでそうなったみたいです。
この作戦は功を奏しました。
私はその頃会話にならないことを、ちょっと寂しく思っていました。
ならばと得意の「靴下ドロボウ」して戦利品を育ての親に見せ、「返してほしければ追いかけてきな」
とアピール。すると育ての親が
「ねずみコノヤロー」
って追いかけてきました。???
「ねずみ」?
「ははぁ~ん(ねずみ)とは私のことだな」
って気づいちゃいました。
以後、育ての親も「ねずみ」=「しの(私)」に気づいた私に対し、親しみを込めて
「ねっち」「ねずりん」「ねー防」と呼んでくれるようになりました。
ちなみに娘の「さよ」はブラウンなので
「茶色」「ちゃっち」「ちゃー防」
なんて呼ばれてます。
あだ名もいっぱいつけてもらって幸せだったなぁ~