私には「さよ」という娘がいて、一緒に暮らしていました。生まれたときはブラウンだったのですが、1年位でクリーム色になってました。私と違って出来のいい娘で、「おじちょ」や「おばちょ」に呼ばれたら、しっぽをブンブン振って走っていくし、いたずらしないし食い意地はってないし。トイレも教えたらすぐに覚えて、「おじちょ」も「おばちょ」もびっくりして「さよちゃん天才」って言ってました。これてって「鷹(たか)が鷲(わし)を産んだ!」ってやつでしょ?なんかそう言われて褒められた記憶があります。だからうれしくなって、それいらい毎日「さよ」の顔を舐めて、きれいにしてあげていました。おかげで「さよ」はなみだやけせず、育ちました。私ほどじゃないけど、まあまあ美人です。
