(JR南武線 川崎新町駅にて)
いつも当ブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。重ね重ね、物流を支えていただいている皆様に深く感謝いたします。これは、緊急事態宣言解除などに関係なく、これからもずっと続くことですからね。
さて、「モーダルシフト」という言葉が世の中に登場してから久しくなりますが、それがどれだけ発展してきたかということになると、なかなか難しいものがあります。それは、貨物会社が、運転区間の大部分を旅客会社の線路を借りて運行していることや、EF200の時に発生したような、設備の問題などもありますね。一度に大量の荷物(貨車の輌数)を運ぶために、高出力高性能の機関車を作る技術はあったけど、変電所などの地上設備が自社の物ではないために、思い通りにはならなかったことなど、厳しい道のりでもあったはずです。
しかし、「まとまった荷物なら一度にたくさん運べる」という当初からの信念は変わることなく、そこで登場したのが、前回話題にした「スーパーレールカーゴ」と同様に、大手のトラック輸送会社と提携して、生まれた「福山レールエクスプレス」です。
(JR東海道本線 辻堂~藤沢にて)
この列車ですが、大阪・東京間を例に取ってみても、1往復で大型トラック80台分の荷物を運べることと、年間でCO2の排出量を1万7000トン以上も削減できると言いますから、その貢献度はかなりレベルが高いですね。しかも、ご覧ください。こんな美しい背景の場所(ほかにも結構あると思います)を順光の時間帯に通過するなんて、撮影にも貢献してくれてます。
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