車で家に帰るとき母にかわりになってあげたい。
けれどかわりになってあげられなくてごめんねと泣きながら謝られた。


その時、自分が病気を患ったせいで母に悲しい思いをさせてしまって初めて親に対して本当に申し訳ないという気持ちを感じたのを今でも覚えている。

だけど糞ガキな僕は母に対してうるせえと悪態をつくことしかできなかった。

そこから何も話さずに家に到着した。

続く