更新がずいぶんと滞ってしまった。申しわけない。

それにしても、なんとも微妙な正月だった。

数年ぶりに帰った実家に、友だちや知人たちの家。

今年の年末年始はいろんな家にお呼ばれしたのだが、
どこの家に行ってもガキどもがわんさかいやがる。

子どもがいないどころか、独り身なのもおれだけ。

そんなことは慣れっこといえばそうなのだが。

とはいえ、やっぱりむちゃくちゃ居心地が悪いのだ。
そういう場に中年のおっさんがひとりでいると(笑)。

お年玉もあげる一方で、こっちはもらう予定もないし。

いつも言っているように、タネなし男だから(笑)。

ところで、タネなしについて少し調べてみたのだが、
どうやら精子の問題にもいろんなものがあるらしい。


WTBNL“Weblog To Be Named Later”


大別すると、精子の異常といわれるのは次の4つ。

1.精液の中にまったく精子がいない「無精子症」。

2.精子の数が少ない「乏精子症」。

3.精子の動きが悪い「精子無力症」。

4.精子の形が悪い「精子奇形症」。

まったくいないわけではないが数の少ないおれは、
推測が混じるのだが、たぶん2番目の「乏精子症」。

なぜそんな曖昧な言い方しかできないのかというと、
事情があり、人を介して医師にそう言われたからだ。

それも婦人科医で、男性不妊の専門家ではなかった。

それはともかく。

かりに精液中に精子がいない「無精子症」だとしても、
精巣内を探せば精子が見つかる可能性があるという。

男性不妊専門のある医師いわく、その確率は50%。

治療いかんでは可能性があるわけだ。タネなしにも。

まあ子どもをつくる気も予定もないのだが(笑)。

だが、これは結婚とか子どもがほしいとかではなく、
なんというか、レゾンデートルの問題なのである。

少なくとも、おれにとっては。

だから、いつか、ちゃんと検査をしてみようかと。

しかし新年早々、なにを書いているんだろう(笑)。
スパイク・リーが制作した“THIS IS IT”が公開された。

この場合の“THIS IS IT”とは、例の映画じゃなくて、
映画のエンディングにも使われたMJの未発表曲のこと。

映画『THIS IS IT』はさんざん批判してきただけに、
なんとか観るのを我慢したまま今年を終えられそうだが、
このミュージックビデオは公開後すぐに観てしまった。

だって、これは商売ではないからね。たぶん。

歌そのものはジャクソンファミリーの商売だけど(笑)。

ただ、スパイク・リーのわりには少しおとなしい内容。

1996年のMJの“They Don't Care About Us”のPVでは、
人種問題や暴力表現でMTVから視聴不可にされたのに。

詳細はR&B・HIPHOPサイトのnotraxあたりで。


Michael Jackson/This Is It (directed by Spike Lee)


おれにとって、これは衝撃的なニュースだった。

〈薄毛からかう曲が放送で。教諭、児童に土下座強要〉

要約すると、前橋市の小学校のハゲで40代の先生が、
薄毛をからかう歌を校内放送で流されたことに激怒し、
笑った児童たちを土下座させたというアホな出来事。

そう、アホなのだが、おれは考えこんでしまった。

同じ40代のハゲ予備軍として(笑)。

そもそも、小学生のガキどもというのは容赦がない。

相手の弱点を確実に、ピンポイントで攻めてくる。

たとえば、例の宮内庁の羽毛田長官は、小学生のころ、
間違いなく「ハゲた!」と呼ばれてイジメられたはず。

つまりガキどもは、自分がハゲるかどうかはさておき、
小学生の時点でハゲが攻撃対象だと認識しているのだ。

いったい誰がそんなことを教えているのか。

親たちか? テレビ? みんな死にやがれ!(笑)

もし、かりに、親や誰かがそう教えたわけでもなく、
ハゲが相手の弱点であるとガキどもが知っていたのなら、
それはやはりハゲがカッコ悪いということなのである。

そんなのあたりまえじゃんって? うるせーよ!

その当然の事実をあらためて思い知らされたのだ。

クリスマスの、このマヌケなニュースによって(笑)。


$WTBNL“Weblog To Be Named Later”
一般社会に迎合して、イブらしい曲を。

いやふさわしくないかな。でも、いい歌なのだ。

ニーナ・シモンの“Ain't Got No...I've Got Life”。

こういう曲を深刻ぶって歌い上げたりせず、
淡々とリズムを刻むのが黒人音楽のいいところ。

動画は1969年のハーレム・フェスティバルでのもの。

彼女はきっとすべての人々に向けて歌ったはず。

     ◇

Ain't Got No...I've Got Life

私には家がない 靴もない
金もなければ 品もない
友だちもいないし 教育もない
仕事もないし 職もない
金がないから 居場所もない

父はいないし 母もいない
子どももないし 兄弟もいない
土地もなければ 運命もない
頼る教会もないし 祈る神もいない
誰にも愛されてない

ワインもないし タバコもない
服もなければ 祖国なんてない
品もないし 生徒なんていない
友だちはいない
何もない
神様なんかいない

大地もなければ 水もない
食べ物もない 家もない
服がないって言ったよね
仕事もない
なんにもない
誰にも愛されてない

じゃあ、私には何があるの?
私はなんで生きてるの?
誰も私から奪えないものってなに?

私にはこの髪がある
頭がある
脳味噌もあるし 耳もある
目もあるし 鼻もある
口があるから 微笑むこともできる

私には舌がある 顎もある
首もあるし おっぱいもある
ハートもあるし ソウルもある
背骨もあるし セックスもある

腕が 手が 指がある
脚も 足も 足の指もある
肝臓もあるし 血も通ってる

命がある
私は生きてる
頭痛もするし
虫歯も痛む
調子が悪い時もある
あなたと同じよ

私には髪がある
頭がある
脳味噌もあるし 耳もある
目もあるし 鼻もある
口があるから 微笑むことができる

舌がある 顎もある
首も おっぱいも
ハートも ソウルも
背骨も セックスも

腕が 手が 指が
脚が 足も 足の指もある
肝臓もあるし 血も通ってる

命がある
私には自由がある
心がある
私は生きている!