5日ほどまえ、米国でハイチ支援金集めのテレソン番組、
「ホープ・フォー・ハイチ・ナウ」がオンエアされた。

中継したのは、4大ネットワークを含めて、じつに30局。

大統領の一般教書演説中継よりも多いチャンネル数らしい。

その番組中に演奏されたアーティストたちによるライブが、
アルバムとしてiTunesに登場。→Hope for Haiti Now

出演したアーティストはもちろん、アップル、各レーベルも、
売り上げの100%をハイチ基金に寄付するのだという。

こういうことは大上段にやると偽善臭さが漂うものだが、
少なくとも千羽鶴を送ろうとする連中よりはましだろう。

〈Beyonce/Halo live at Hope For Haiti Now〉


〈Sting/Hope For Haiti Now (Driven To Tears)〉
モテない男を自認するおれだが(事実モテないが)、
ふつうの男と同様に好きな女性ぐらいはいたりする。

もっとも、おれが好きというだけで、向こうは違う。

彼女とは、この数年間、いろんなことがあったのだが、
あいかわらず一方通行の関係。つまり、無関係(笑)。

それでもごくたまに会い、ふたりで酒を飲んだりはする。

先日の夜というか明け方も、新宿でふたりで飲んだ。

そのとき、酔った彼女がこんなことを口走ったのだ。

「3年後ぐらいに結婚しない? あたしたち」

いたってまじめな表情で。少しだけ、はにかみながら。

彼女なりのおれに対するサービスだったのだとは思う。
あるいはたんなる気分。でも、悪い気がするはずがない。

正直に言うと、一瞬、本気で考えた。結婚を(笑)。

これまで結婚したいと思ったことは一度もなかった。

結婚をしようとしたことは何度かあったが。

事実婚をしていたこともあったが。破綻したけど(笑)。

しかし40代半ばという年齢になり、多少変わってきた。
結婚するのも悪くないな、と最近は思うようになった。

だが、続く彼女の言葉で、一気に現実に引き戻された。

「ひとりぐらい子ども産みたいの。“マル高”までに」


WTBNL“Weblog To Be Named Later”


そういうオチか。現実はいつだってつらく、シビアだ。

おれは自分自身を呪った。そう、タネなしであることを。

子どもが欲しくて「結婚しよう」と言いだした女性に、
タネなしのおっさんがその気になってどうする?(涙)

上の空状態で彼女の話を聞きながら、しばらく考えた。

彼女にだけは言いたくなかったが。しかし…。

自分に言い聞かせるように、おれは彼女に打ち明けた。

自分の精子の量では子どもをつくるのが難しいことを。
おれには、きみと結婚する資格なんてないんだよ、と。

でも、ほんとうに打ちのめされたのはこのあとだった。

カミングアウトによる自虐的な開放感に浸っていると、
彼女が一生懸命、おれのタネなしを慰めはじめたのだ。

あたしが変なことを言ったから…と自分を責めつつ。

よく考えたら、タネなしの告白じたい、勘違いに近い。

サービスの発言をなに真に受けてんだよ、って話なのだ。

そのうえ、好きな女に気を遣わせ、慰められている。

これはなんて言えばいいんだろう。バカ? 超バカ。

完全に朝になった歌舞伎町を歩くと、太陽が眩しかった。
もちろんおれはホテル街に近寄りもせず、スルーした。

このうえEDまでバレなくてよかった。

つうか、ED気味なのは噂で知っているらしいが(笑)。
いまさらだし、先日手違いでUPされてしまったが…。

言わずにはおれないので初夢のことを。

今年の初夢は、これまでみたなかでも最低だった。

好きな女がほかの男といるところを偶然目撃してしまい、
気になって眠れなくなり、ひと晩中悶々とするのだ。

これが2010年の、元日の朝にみた夢(笑)。

年明け早々、なぜそんな夢をみなくちゃいけないのか。

つうか、40過ぎのおやじがみる夢か、それって(笑)。

アホすぎる。情けなさすぎる。

近うちにまた、モテない理由について考えてみたい。


WTBNL“Weblog To Be Named Later”
The 52nd Grammy Awardまであと2週間あまり。

今年はベスト・ソロ・ロック・パフォーマンス部門に、
プリンスの“Dreamer”がノミネートされているらしい。

2009年3月の『LotusFlow3r』に収録されていた曲。

今年のグラミーはビヨンセ祭りなので(あとレディー・ガガ)、
ほとんど誰も殿下のことなど気にしていないが(笑)。


〈Prince/Dreamer〉
そういえば、精子の問題について調べているときに、
おもしろい映像をみつけてしまった。

精子と卵子が出会い、受精するまでのすべての過程を、
人間が演じてみせてくれるという、よくできたVTR。

タネなしのおれが観てもしょうがないのだが(笑)。

最後までみれば、「スズランの香り」の意味もわかる。


〈世界まる見え!テレビ特捜部 09/09/28 OA〉