周の縫いが終わりましたので、仕上げのコバ磨きです。

 

程順(目止め1回目まで)はコチラ。

1.コバの高さを揃える【ヤスリorチリ落とし】

2.フチ捻

3.ヘリ落とし

4.トコプロ磨き【スリッカー・帆布などを用いて】

5.目止め【1回目・30分以上乾燥】※厚めに塗る⇒ヤスリをかける前にコバを固める

 

 

からの工程から「顔料コバ剤」が登場します。

6.凹凸を確認したら、320or400番の紙やすりで平らな見た目になるまで削る

7.トコプロ磨き【スリッカー・帆布などを用いて】

8.目止め【2回目・30分以上乾燥】※薄めに塗る⇒顔料コバ剤の下地材となる

9.顔料コバ剤【1回目・30分以上乾燥】※薄め

10.顔料コバ剤【2回目・30分以上乾燥】※薄め【重ね塗り】

 

【工程10】が終わり乾いたところ

 

11.400or800番ヤスリで平らな見た目になるまで、コバ剤を剥がさないように軽い力で削る

12.トコプロ磨き【スリッカー・帆布などを用いて】

13.顔料コバ剤【3回目・30分以上乾燥】※凹凸が消えないようなら厚めに塗る

14.顔料コバ剤【4回目・30分以上乾燥】※凹凸が消えないようなら厚めに塗る【重ね塗り】

 

【工程14】直後(未乾燥)

 

15.800or1500番ヤスリで平らな見た目になるまで、コバ剤を剥がさないように軽い力で削る

16.顔料コバ剤【5回目・30分以上乾燥】※凹凸が消えないようなら厚めに塗る

17.顔料コバ剤【6回目・30分以上乾燥】※凹凸が消えないようなら厚めに塗る【重ね塗り】

 

【工程17】の乾燥後

 

いうふうに、顔料コバ剤が乾燥して凹凸がないことを確認できたら、柔らかい布で全体的に磨いて完成します。

 

局のところ、こちらのフラグメントケースについては、顔料コバ剤を10回塗るところまで行きました。

凹凸が全くのゼロというわけにはいかないけれど、肉眼では見分けがつきにくいという段階になったので、仕上げ完了としました。

この革(クロコ型押し)の銀面にツヤがあるので、コバに蝋ワックスをこすりつけて布で磨いて光沢を与えました。

 

【コバ乾燥台】

100均にある材料で自作

 

バ磨きは工程の中で最も時間がかかるので、朝一番から初めて、休憩をはさみつつ夕方になったらいったん切り上げるのがいいかと思いますね。

完成していないと思って、夜中まで頑張っても大抵よくなりません。

人の集中力はせいぜい2時間しか持ちませんから。

 

は、完成品は次回紹介します。

今回も読んでいただきありがとうございました。

ほっこり

 

【お知らせ】

現在のオーダー状況は、

9月第1週まで埋まっております。

次にご注文される方は、最速で9月第3週までに発送できます。

 

基本的には、早くて1週間、遅くとも1ヶ月で完成します。

 

下記ネットショップで販売、オーダー受付をしています。

 

クリーマ

https://www.creema.jp/c/ojamalegaful

「#ojamalegaful」と入力すると商品が見つかりやすいと思います。

※オーダーをご希望の方は、「この作品について質問する」もしくは「質問・オーダーの相談をする」ボタンよりコメントしてください。

☆「オーダー用」というページがある場合は、そちらからご注文するか、質問してください。

 

ミンネ

https://minne.com/@ojamalegaful

「ojamalegaful」と入力すると商品が見つかりやすいと思います。

※「#」は外してください。

※オーダーをご希望の方は、「質問」ボタンからコメントしてください。

 

メルカリ

https://www.mercari.com/jp/u/287987101/

「#ojamalegaful」と入力していただくと、商品ページが出てきます。

※メルカリでのオーダーメイドは終了しました。

 

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