い色3種の外周縫いが完了しましたので、今回は仕上げのコバ磨きをします。

今回使用した革の種類は、

・コンビ革(チョコ・クロコ型押し&姫路レザー)

・ヌメ革(深緑・キップタンニン)

・クロム革(濃紺・クロコ型押し)

です。

 

 

質が異なるので磨き方を変えた方がいいと思いながらも、コバ磨きの仕方は全て同じにしてあります。

もちろん、ヌメ革は樹脂を使わなくてもきれいに磨けることは知っています。

結局のところ、現段階では、樹脂のコバ剤の仕上げが私に最も合っていると判断したのです。

どんな性質の革もすべて同じ磨き方で仕上がるというところが私好みです。

 

いがあると言えば、

ヌメ革は、最も磨く時間が短い革です。

すぐに滑らかさと光沢が出るので、ヤスリがけや塗りの回数が少なく済みます。

革の可塑性を存分に生かせるのでコバの形が整いやすいんでしょうね。

 

ヌメ革

深緑・キップタンニン

 

コンビ革やクロム革は、磨くのに時間がかかります。

特にクロム革は、繊維の密集度が低いので、その都度固めてあげる必要が出てきます。

塗って乾かしてを繰り返し、凹凸をヤスリで削りを施して平らで滑らかなコバにしていきます。

なので、コンビ革やクロム革もヌメ革と同じとは言えませんが磨けます。

樹脂で固めて磨くということですね。

 

たとえて言えば、

車の板金塗装で、ボディの凹みにパテを塗って、薄くヤスリがけして、最後に塗装すると元の見た目に戻るという直し方を見たことがありますが、それに近いですね。

 

コンビ革

チョコ・クロコ型押し&姫路レザー

 

 

 

クロム革

濃紺・クロコダイル型押し

 

バ剤を乾かすときは、宙に浮かして水平に置いておくと、コバ剤が垂れてきづらいです。

 

のコバ処理の仕方がすべてではないので、やりやすい方法を自分なりに発見してみてくださいね。

見栄えの良さと耐久性、処理の仕方の一貫性を考慮したら、私はこの方法でやろうと思いました。

正直なところ、処理スピードという点では、早くはない方法だとは思います。

 

今回も読んでいただきありがとうございました。

次回完成品をお見せしたいと思います。

ニコ

 

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