前回の練習をもとに「片マチファスナーポケット」が付いたフラグメントケースを作っていきます。
1．荒裁ち・ベタ漉き
型紙を合わせてやや大きめに荒裁ちしたあと、薄くする必要があるパーツをベタ漉きしました。
２．床面処理
本裁ちの前に床面処理することで、床面処理剤を塗ったことによる革の収縮に対応できます。
十分に乾燥させてから本裁ちをすると寸法の狂いが生じにくくなります。
３．本裁ち
床面処理が終わったパーツを型紙通りに切り取ります。
４．ヘリ漉き
縫い代に当たる部分を漉きます。
５．フチ捻・ヘリ落とし
コバ処理のはじめにフチ捻をして縁を焼き締めます。
その後、ヘリ落としをしてコバ磨きの前の準備が完了です。
ファスナーも必要な長さに切ってスタンバイOK
下準備としてもう一つ、ファスナーを作る必要があります。
ファスナーテープに付いている細かい「ムシ」を外しながら長さを調節し、上留め、下留め、スライダーをつけます。
慣れてしまえば、ファスナーの長さ調節はそんなに時間がかからなくなります。
ニッパー、もしくは、喰い切りを使って小さい「ムシ」という金具を外していくんですよね。
大変そうなら、長さが固定されて売っているものを使うと良いと思います。
自分が欲しい長さで売っていないのがやや不便ですがね。
作業が一段落し、昼食に食べたスイカはチョ～うまかったです
今回も読んでいただきありがとうございました。
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