ミニミニトートバッグの試作の続きです。

 

1.裏地貼り

表革の床面に裏地となる豚革をベタ貼りしました。

貼る際は、ヘリ返す範囲には貼らないようにすると、厚みが増えすぎないです。

※表革の縫い代は50%ほどに漉いています。

※裏地の革の縫い代に当たる箇所も50%漉いています。

※裏地をベタ貼りする作り方なので、縫い代に革が4~6枚重なることを考えると、出来るだけ薄くして置いた方が都合がよいですね。

 

2.ヘリ返し

胴と横壁の上辺をヘリ返します。

コバ磨きの回数をできるだけ減らす工夫です。

1.0mm未満に漉くと、折り曲げやすいです。

 

3.ハンドル作り

①ハンドル用の革に芯(今回は革を使用)を接着し、根元に薄く漉いた革を貼っておきます。

②あらかじめ縫い穴はあけているので、縫いながら接着していきます。ゴムのりを使用すると、乾いてからくっ付く性質があるので、作業がしやすいです。

 

③縫い終わりました。

ハンドルの根元は、胴と内装の帯状の革の間に挟んで縫い付けます。

試作につき、コバ磨きはカットしていますが、ここで処理しておくと、のちの作業がスムーズになります。

④縫った直後のコバはガタガタなので、縫い線から2~3mmのラインでチリ落とししました。この後、コバ磨きします(今回はカット)。

 

4.埋め込みマグネット帯作り

カバンの内装に付けるマグネット留め具の中でも埋め込み型にすると、高級感が出ますよね。「隠しマグネット」というそうです。

①帯状に切った革の中央にマグネットののぞき穴をあけます。

②丸い板マグネットを革でくるみ、のぞき穴に接着。

③帯状の革の上辺と下辺をへり返します。

④ヘリ返した革ごとマグネットの外周を縫います。

⑤2本の帯をつないで縫い、縫い代を割って完成。

 

 

う少しでパーツがすべて揃い、本格的に組み立てに入れます。

今のところパーツそれぞれの作りは問題ありませんが、合体していくうちに不具合が見えてくるかもしれません。

試作段階でそれを見つけて改善していくようにしていきます。

 

日はここまでです。

今回も読んでいただきありがとうございました。

ウインク

 

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