パーツのコバ処理が完了したので、組み立て開始します。
１．全パーツ接着
上：ブックカバー・右開き・片方フリー
下：手帳カバー兼ブックカバー・左開き(右開きも可)・両閉じ
です。
それぞれのパーツを白ボンドで接着しました。
ちなみに、下の手帳カバー限定ですが、上辺と下辺に帯状の革を貼っています。
床面が出たままでもコバ処理ができますが、革があった方がよりきれいに仕上がります。また、よく折り曲がる箇所を補強しています。
たくさん本を読む方に聞いたのですが、ブックカバーはカバーの脱着がスムーズな方が良いとのこと。
本を入れ替えて、手で直接本に触れるのを防ぐ役割もあるようです。
なので、厚みが増したり付属パーツが増えるとそれがしにくくなるんですね。
もし裏地を付けるのなら、全面に薄い革や布を貼る方が使い勝手が増しますね。
今回は、よりリーズナブルな価格で提供するために、裏地を付けない代わりに補強帯のみとしています。
２．外周縫い
縫い線引き・縫い穴あけを慎重にした後、手縫いで縫います。
今回は、ビニモＭＢＴ＃５のブラックで縫いました。
４．０㎜ピッチだと、縫いやすく、仕上がりもきれいになりやすいです。
３．硬化剤塗り
外周の仕上げのコバ処理をする前に、アルコール性の硬化剤を塗っておけば、次回の作業は、ヤスリがけからスタートできます。
今回の作業はここまでです。
２種類のカバーを組み立て・縫製して約４時間程度。
１日分の作業量としては、私にはちょうどいい量でした。
今回も読んでいただきありがとうございました。
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