周の縫い穴あけまで進んでいましたね。

今回は縫って、コバ磨きの手前まで行きます。

 

1.外周縫い

 

①外周の平縫い

革小物については、糸の太さをいろいろと選ぶことが出来ます。

ワイルドな作風なら太めなもの(ビニモなら#0、#1)

きれい目な作風ならやや細めなもの(#5、#8、#20~)

今回は、ビニモMBTの8番という太さで縫いました。

色はブルー(色番号:36)。

 

②糸の始末(糸止め)

縫いが終了したら、糸の始末をします。

通常手縫いの場合、片面に2本の糸を残し、5mm位に切ってライターの火であぶってつぶします。

より簡単なのは、電熱ペンの使用です。

とんがった先を糸を切るように当て、残ったところを革を焼かないように気を付けながら溶かすという使い方です。

電熱ペンはコチラ

 

 

 

 

 

 


 

 

③縫い目慣らし(縫い目潰し)

縫い終わった直後の縫い目は、糸の部分がへこんで、革が盛り上がっています。

それをハンマーなどでたたいたり、なでたりして平らにならします。

特に縫い終わりの糸止めをした箇所をたたくと、糸の盛り上がりも防げます。

 

④チリ落とし

あらかじめ引いていた切り落とし線に沿って革包丁で切り落としていきます。

作り終わってから切り落とした方が正確性が格段に上がるので、型紙を大きめに作っておく必要があります。

次の工程のコバ磨きをするためには、コバをはじめから平らにさせておいた方が効率が良いし、見た目の仕上がりがだいぶんきれいにできます。

 

来上がりの寸法のまま作るのが当然だと思っていたのですが、

3~5㎜大きめに作って貼り合わせたものを後で欲しいサイズで切り落とす

方が断然仕上がりがきれい

というのは、何度もYouTubeなどの動画に出てきていたので、採用してみました。

 

出来上がりのサイズから逆算して型紙を作るというのが、結構ややこしいのですが、

財布や手帳カバーなどの小物に関しては、手に触れる回数が多いし、すぐ粗が目立ってしまうので、可能な限りこの切り落としによる製法を取り入れたいと思いました。

 

もちろん、材料の関係上大きめに作れないこともあるので、臨機応変に対応したいと思います。

 

では次回もお楽しみに。

ウインク

 

【お知らせ】

現在のオーダー状況は、

4月第3週目まで埋まっております。

次にご注文される方は、最速で4月第4週目までに発送できます。

 

基本的には、早くて1週間、遅くとも1ヶ月で完成します。

 

下記ネットショップで販売、オーダー受付をしています。

 

クリーマ

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「#ojamalegaful」と入力すると商品が見つかりやすいと思います。

 

ミンネ

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「ojamalegaful」と入力すると商品が見つかりやすいと思います。

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メルカリ

https://www.mercari.com/jp/u/287987101/

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