今回からは、組み立てに入ります。
１．持ち手づくり
持ち手は前回までと同様に「2つ折り型」です。
作り方は、「ミシン練習3-3」に載せていますので、ご参考まで。
この度は、切りっぱなしにしていたコバの処理も加えました。
やはり、直角に切れているコバでは、手触りが悪いのです。
長く使う上では、結構気になるポイントですね。
２．持ち手の固定
これもまた前回までと同様に、胴に横長の穴をあけて持ち手を差し込み、カシメで固定しました。
３．裏地布貼り
上辺を１５ｍｍあけて布を貼り、底のコーナーを半径２５ｍｍのRで丸く切り落としました。
上辺から１５ｍｍあけるのは、後ほど上辺をへり返すときに、革の床面が見えているほうが接着しやすく、布の端が見えずきれいに仕上がるためです。
布が上辺ぎりぎりまで貼ってあると、へり返したときに布まで折り返すことになり、コバが汚く残ってしまうのです。
ここまでくると一連の流れは空で(手順を確認しなくても)分かってくるようになってきました。
このあとは、
・内ポケットを作って、
・内ポケットを接着して、
・上辺をへり返して縫い、
・前胴・後ろ胴をウラ表で固定し、
・コバ隠しの布を貼り、
・袋縫い
・ひっくり返し
という流れです。
数をこなすうちに出来上がるまでの時間がどんどん短縮できてきます。
そうだからと言って手を抜かずに作っていくと自然と完成度増していきますね。
商品として出すには、最低3個、4個、5個と改善点を見つけながら作る必要があるので、出来上がるまでのスピードが結構大事だなと思います。
そんな時、手縫いではなく、ミシン縫いが活躍するんですよね。
スピードを重視する理由は、レザークラフトを始めたのが40代と自分の中では大変遅いと感じているためです。
自分のペースで進められているとはいえ、残り何年この調子でできるかと常に考えているもので。
趣味の延長を仕事へ昇華させるには、全然足りていないなと感じる今日この頃です。
ペースは急には変えられないので、一つずつ進みますけどね
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基本的には、早くて1週間、遅くとも１ヶ月で完成します。
※手縫いで作製します。
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クリーマ
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