*わんこの遺体写真がいっぱい出てきます。寝てるだけみたいだけど、ご注意ください。

2020年1月17日(金)

犬は死んだけど、平日なので、家族みんな仕事や学校に行かなきゃならない。

ゴコは「泣いちゃうから学校行きたくない」と言っていたけど、私は逆に、家にいると泣いてしまいそうなので仕事があるのがありがたかった。

ゴコには昨日、じゅげむを看取ってから、習い事のお迎えに行って、そこで知らせた。泣きながら帰ってきて、顔を見てまたさんざん泣いて、泣きながらじゅげむと一緒にご飯を食べた。

「なでてももう怒られないね」「もっちゃも触り放題」



ずーっと寄り添って、なでたりつついたりしてた。ゴコにとっては生まれた時から常にいたじゅげむ。いない状態が想像できないのも無理はない。



辞書を持ってきて「バナナ」「牛乳」「ごはん」「おかし」などなど、じゅげむがよろこびそうな言葉をひいてきて見せたり読み聞かせたりするという、斬新な弔いをしていた。



動物病院の先生に教えてもらった葬儀屋さんに電話をして、明日の午後の葬儀を予約した。明日の午後までたっぷりかわいがろう。

本日も閲覧注意かな。

さいごの日については、これで終わりです。

 

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いつも使っていたバスタオルを床に敷いて、その上にぐったりしてるじゅげむを横たえた。

 

上から真っ赤なフリースをかぶせた。かすかに動いているじゅげの頭や身体をなでて、大丈夫だよ、がんばったね、もういいよ、ここにいるよ、じゅげ、と声をかけた。なんか犬が不安になるから泣いちゃダメってどこかで見たことがあるので、実際どんな顔かわからないけど、笑ってたつもりの顔で。動かなくなったと思って、開いたままの目を閉じさせようとしたら、がふっと咳をするような息を漏らした。今度こそ、動かなくなるまでずっと声をかけてなで続けた。

 

寒い1階に下ろさなければよかったとか、最期に無理にキャリーに入れようとしなければよかったとか、一瞬でいろんな後悔が浮かんだけど、現実は、目の前で、じゅげのうんちょすが尻から漏れ出てた。おしりとバスタオルが汚れた。

 

こんなにあっという間に、身体は生きてなくなっちゃうんだなと思った。

 

ウエットティッシュで汚れたおしりを拭いて、おしっこで濡れた後ろ足と床も拭いて、キレイなペットシーツを当てた。

 

何しろ犬を亡くすのは初めてなので、困って病院に電話した。

この後どうしたらいいのか聞くと、身体をきれいにして、タオルでくるんだり箱に入れたりして、おなかに保冷剤を当てて、できるだけ涼しい場所に置いてあげてくださいと言われ、お悔やみと、葬儀屋さんを紹介してくれた。受付の人も、お医者さんも、冷静で優しい声がありがたかった。


子犬の頃につかっていた上下分かれるタイプのキャリーの、下側を外してタオルを敷いて、頭がはみ出た部分はダンボールと厚紙で補強して、こんな時だから黙々とDIY作業できて逆によかった。

言われた通りおなかに保冷剤をあてて、涼しい(というより寒い)けど、1階に一人で置いておくには忍びなく、リビングに連れて上がって、ソファの上に置いた。

頭の周りにプチシューの残りとバナナを供えて、奇しくもじゅげむの耳の中と同じ色、ピンクの花束を上に置いたら、なんかまるでただ目を開けて寝てるだけみたいよ!っていう可愛さでビックリした。

 

死ぬまでずっと可愛いんだろうなと思っていたけれど、死んでても可愛いなんてね!!!

 

一人で心細くて、デスマスクの写真を載せてツイートしてしまった。誰かに一緒に見てて欲しかった。

あの時はいいねやリプライをありがとうございました。

 

一応、さいごの日については、これで終わりです。

 

「きれいな顔してるだろ。ウソみたいだろ。死んでるんだぜ。これで」

が素でいえるほどきれいな顔だ。かわいい。


かわいい。

ここからは、じゅげが実際に息を引き取った時の様子を書いていきます。

閲覧注意です。

 

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帰宅したら、朝とは比べ物にならないくらい激しい呼吸を繰り返すじゅげが床でへたっていた。

 

私の顔を見て立ち上がろうとするけど、立てない。匂いをがごうと身を乗り出すけど、つぶれてしまう。すぐに酸素のスプレーをセットして噴射しようとしたけど、手に力が入らなくて思うように出来ない。鼻先に吹きかけたら風がイヤだったのか、顔を背けてしまったし、楽になった様子も見られなかった。

 

昨日の今日でもう胸水がそんなに溜まったの?

病院に連れて行ったほうがいいのかな?

お座りも出来ない状態で、自転車の前カゴに乗せて運べるかな?

タクシーを呼んで行った方がいいのかな?

でもその後にゴコのお迎えもあるから、自転車の方が動きやすいよね?

 (←余裕があるのかないのかわからない思考)

キャリーに入れて自転車の荷台に乗せる?

顔も見えないし、斜めになっちゃうし踏ん張れないのに大丈夫かな?

 

泣きながらぐるぐる考えている間も、じゅげむは何とか立ち上がろうとしているのか、楽な場所や寝方を探しているのか、ぺちゃんぺちゃんと足が立たないまま動き回って、立っている私の足にぶつかってくる。

目は見開かれ、呼吸はずっとぜえぜえしている。

わずかに開かれた口からのぞく歯茎が、真っ白になってた。

チアノーゼというやつかなと思った。

病院に行くしかない。

 

泣いてる場合じゃない! 私しかいないんだから! とりあえずクローゼットからキャリーを引っ張り出して、じゅげむを抱いて一階に下ろした。

がっちりむっちりしているはずのじゅげが、ふにゃふにゃして、骨ばっていて、別の犬を抱いているようだった。

いつもなら自ら入るキャリーにも自分では入れなくて、おしりから入れようと悪戦苦闘していたら、

 

ふっ、と荒い呼吸が治まった。

目がうつろになった。

あっ、と思ったら、しーこがもれ出た。

 

ああ、もうダメだ、と思った。

 

 

続きます。



毛布しょってる可愛いじゅげ。