先月末に中間試験があった
彼は中高一貫校なので、小学生の頃は一応受験勉強を一生懸命にやって受験を突破した。
何をやってもうまくできないが、算数だけはできる子が頑張って勝ち取った結果だった。
が
中学に入り、数学はできなくなった。
数学ができなくなる、ということは、全てできなくなるということ。
警告点を取りまくり、このままでは高校進学は。。。と学校から言われる始末。
昨年度末の試験で警告点を取る科目があれば、高校進学はせず辞める
と約束をしたものの、警告点を取り
次頑張るから
と約束のもと、今回の中間試験が行われ・・・
やっぱりまた警告点を取っている。
できない子に頑張れというのは酷なことかもしれないが
できのよい子たちに囲まれている以上、在籍し続けたいなら頑張らなければならない。
本人もつらいだろうが、何より親の私が心折れそうだ
なんと言っても、彼は何一つできないのだから・・・
よく
発達障害児はできることとできないことの差がある
とか、何か得意なことがある、好きで没頭することがある
とか言われるけど、彼はそれが何もない。
せめて勉強だけましだったのに、ここでもNOと言われてしまうのは、本当につらいのです、私が。
こんなことなら受験に失敗すれば良かったのではないか?
治療してまで産むべきではなかったのではないか?
思ってはいけないようなことを思ってしまうようになるのです。
きっとこういう
よくわからない不安や絶望感が
人を追い詰めていくのでしょうね
私だけではない、多くの発達障害児を持つ親御さんたちも
同じように悩む苦しみながら懸命に生きているだろう。