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ojakimのブログ

発達障害を持つ中学生息子の様子を書いています

我が家の息子くんは自分の考えを変えることがとても難しい。

誰かに何かを習っても、自分の前提のようなものを変えることはないので、習ったことをそのまま頭に入れたり真似するということはほぼできない。勝手に自己流になっている。

勉強には本当に不向き

 

で、

例えば何かについて話すとして、私の意見と彼の意見が違うことがある(そりゃあるよね)

そうなると、「いや、僕は・・・」とか「いや、これは・・・」

とか、まず私の意見に対して「No」と言ってからその後の意見を言う。

「なるほどねー そういう意見もあるんだね」という展開はない。

とてもストレス。

 

これじゃあぶつかってばかり?

と思いきや、こだわりの無い部分に関してはめちゃめちゃフレキシブル。

はあ・・・本当面倒くさい。

 

大人になって社会に出るようになったらさぞ大変だろうなあ。。。

(本人も周りも)と先を見越してどうにか修正できればと思う親心。

実はそんなに気にせずとも平気なのかなあ?そんな親心はいらないのかなあ?

いやしかし、大人になってからでは遅いのか?

などと、日々考える。

これもまた面倒くさいー

 

 

 

発達障害があると、鬱になったりすることがある、とか、叱られることが多いので自信が無い、とか聞きます。

うちの子、確かに自信はないのか、幼稚園児並みにしょうもない質問を日々してきますが

揺るがない自分、みたいなのがあるのかとても前向き。

 

前向きといえば、聞こえは良いですが、現実が見えてないだけなのでは?

と感じてしまうくらいです。

入試1ヶ月前にE判定出てるのに「合格できる」と信じている人のような感じ。

気持ちで負けたら成功はないので、イケイケなのは良いけれど

さすがにちょっと赤点とってるのに良い大学を目指しているのはどうなんだ・・・

 

現実をわかってもらわなければと、あれこれ言うけれど

あまり言って、すっかりやる気をなくされても困るし

かといって、「できるよ、うん、きっと大丈夫! 頑張っていれば道は開けるよ!」

みたいな理想論もいえない。

担当のセラピストだったら、少しずつ説明していって、彼に答えを見つけさせて。。。という感じで修正かけていくんだろうけど、母親には現実問題が山のように降りかかってくるのです。いつもそんなことやってらんない。

それに、少しずつ説明するとかいう手法、幼稚園や小学生時代に何度も何度もやってます。

 

はー。。。母親って難しい。

 

こういうのも発達障害故なのか?

それとも、彼の性格なのか?

 

 

 

学校を辞めることになる(私との約束の上では)

そんな事実を突きつけての登校となった昨日

 

帰宅時はすっかりニコニコ

彼がニコニコするのは、①なんとかお母さんに笑ってほしい ②そもそも忘れている

のどちらかです。

今回は①の方。

 

辞めるのだから、もう勉強はしなくて良いし、好きなだけゲームをやったらしいよ

と伝えましたが、「宿題はやらないと」とのこと。

「木曜日に英語の小テストがある、これだけなんだけど・・・」と見せてくれる。

結局、後ほど私がその範囲について問題を出すことになり

覚えた、というものの、英文科卒でもない私でも「おいおい・・・」と思うような

適当極まりない和訳をしてみたり、初歩的なミスを連発。

 

なるほど、これが点数がとれない理由だな

とまあ、原因が手に取るようにわかるのだけど

これって先生ならば、もっとわかることなんじゃないの?

それとも、我が子の思考パターンを知っている親だからわかることなの?

 

教師とは、教える人だから、わかってほしいし、わかるはずだと思います。

でも放っておかれているということは、わからないのか、わかるけどできない子は見捨てる、ということなのか。

どちらにしても、彼の特性でまくりな適当勉強ではどうにもならないし

一応どうにかしたい気持ちがあるようなので

毎日一緒に英語の勉強時間を15分作る、ということに決定。

 

英語を足がかりに、きちんと学ぶということを少しでも身につけてくれれば・・・

という願いを込めて。

お母さんも頑張って学び直します。