公共物への「らくがき」は、当然ながら違法であり、してはならない行為である。
したがってそれは「消す」という大義によって対処されるものである。
しかしその大義が目的化されると本末転倒である。
とりあえずそれがなされていればよいという対処であると、反対に見窄らしいものになってしまう。
※街中にある「らくがき」を収集しています。
対象となるのは「(単なる:2017.7.24追記)言葉でないもの」「ビジュアルなもの(文字も含む)」です。
作者が意図していなくても、ハッとするようなよさや美しさを持つもの、みる側が否応なく想像をふくらませてしまうものなど、私たちの身のまわりにひっそり存在しているのです。
また「らくがき」がなされる周囲の環境や、そこから想像(妄想)される描き手の思いや佇まいを窺うことも興味深いものがあります。
※ブログアップと撮影日時は一致していません。
※本記事には、公共の場に「らくがき」を斡旋する意図はありません（2019.6.23 追記）。