今週のドル/円は80円台を小幅に上下

80円割れが回避されており「底堅い」と表するのか
81円にも達し切れていない「上値が重い」と表すべきか・・
特に、6月に入ってからのドル/円は3連続の小幅な値動きとなっており
特に、6月に入ってからのドル/円は3連続の小幅な値動きとなっており
マーケットの関心事は、この保ちあいレンジ(80円台)を
抜けた方向に新しい流れが出来るということがコンセンサスとなっており
テクニカルにおいても重要な分岐点に差し掛かるのではないかと考えます。
ここで、ドル/円がこうも動かない(動けない)のは何故か
ということですが、これはマネーフローから考えると
ドル買い・円買いというフローとなっており
ドルと円が綱引き状態であると考えらます
すなわち、今後、このドルフローと円フローの力関係の均衡が
崩れた方向にドル/円の新しい方向が決定されるのではないかと考えられます。
週末(24日)に発表されたIMM通貨先物においての円の対ドルポジションは
32,594(21日時点)と円買い(ロング)ポジションが積み上がっています。
昨年の丁度同じ時期(6月下旬)にも円の
対ドルポジションは積み上がる傾向となっており
この円ロングの増加が昨年11月までの
ドル/円のジリ安傾向を演出した結果となっていますが
昨年と今年を比較した場合
昨年は6月以降の米国の金利政策(QE2への期待感)や
通貨政策(ドル安政策)が円買い=円ロングを促した背景であると考えられ
今年は同じような結果にはならないであろうかと思われます。
むしろ、現状の値動きをみると
円ロングが積み上がる傾向にもかかわらず
売り方(ドル/円)が期待しているような
80円割れが現実化しにくい状況でもあると考えられます
今年に入ってのこれまでのパターン(3月、5月、6月の80円割れ)を考えると
現状のような円ロング主導の下げ(ドル/円)は一時的で収まっており
その継続性はない・・ということです(昨年と異なるパターン)
よって、目先的にドル/円が80円割れ(円ロング)の
局面になろうとも円買い(ロング)の巻き戻し
(円売り決済)が起こる可能性は高いと考えられ
下値は限られたものになるのではないかと考えらます
このことは、ドル/円が80円台で定着すればするほど
その可能性は大きいと考えます。
すなわち、一旦の下ブレ(80円割れ)があるかどうかは分かりませんが
現状の円ロングが巻き戻され=円安傾向となり
その後、円ショートへと転化した後に
ドル/円が上値の限界を感じた時こそ
急激な下げが待っているのではないかと想定します