とうとう見れたぞこの景色!!!
マチュ・ピチュ
マチュピチュはペルー南部にあるインカ帝国の遺跡で
標高2430mの断崖に建つ天空の都市!!
ウルバンバの渓谷の山間にあり、1983年に世界遺産に登録されています。
未だ解明されていないことも多く、謎に包まれた美しい神秘の遺跡だす。
垂直に切り立った山のてっぺんに、ぽんと置かれたように、
たくさんの石造りの建物があり、まさに忽然と現れた空中都市そのものだよね…。
段々になってるこの段々畑(アンデネス)、
実際その場所に行くと一段ごとの大きさが半端ナイのですw
発見者となったハイラム・ビンガムは、麓から登って初めて見えた遺跡を指差して
案内してくれた少年に何かと尋ねると、
山を指していると勘違いした少年が「マチュピチュ」と言ったので
遺跡の名前がそのままマチュピチュとなったらしいぞ。
オレンジの女性が本日の担当ガイドさん。知的で優しい。
…しっかし、ボブ(名前聞いてないので想像上の名)よ、ハーフパンツでてぶらで
Tシャツでサンダル…、君だいじょぶか???
ガイドさんはいろいろ説明してくれました(もたが翻訳してくれた)。
遺跡には大きな宮殿や寺院が王宮の周囲にあり、そこでの生活を支える
職員の住居もあります。
マチュ・ピチュには最大でも一時に約750名の住民しかいなかったと推定され、
雨季や王族が不在の時の住民は、ほんの一握りであったと推定されているそう。
このぐるんとした砦的なのが、「太陽の神殿」。
砦っぽいなぁ…
この建物だけが曲線でできている(それも緻密に石が組み合わさっている)のが
何か、それだけ崇高な建築物だったんだろうなと。
中に聖なる石があって、ふたつの窓から夏至と冬至に太陽の光が差し込み、
その聖なる石を照らすのだそう…!!
これ、太陽の神殿の下の部分。
ミイラを安置した陵墓と呼ばれていたり、
牢獄だったのでは?と言われていたりするんだが、
斜めの天井とか、階段とか一枚の岩でできていてすごいなー…。
太陽の神殿(左のん)、上から見たらこんな形。ぐるっとしてる☆
この都市はインカの王、パチャクティの時代の1440年頃に建設が着手され、
1532年にスペイン人により征服されるまでの約80年間、
人々の生活が続いていたそうだすよ。
左右の石のなめらかさが違うでしょ?これは居住区の位の違いだそうな。
なだらかに整えられている階段。
しかし観光客は上ってはいけないよ、傷むもんね。隣の階段使いましょ☆
一部崩れているところはあるにしても、インカの時代からずっとずっと、
こんな綺麗さで同じ形で残っているって、時の経過が尋常じゃない…!
ピシっと隙間なく石が積み重ねられた入り口。
この入り口は、裏から見ると、
こんな感じで複雑に凹んでいる。
この作りになっている入り口のある部屋ほど神聖度が高いそうな。
いったいどうやって、こんな緻密に組まれた石を作れたんだ?
ここ山の頂上やぞ?それもえらい高い山のてっぺんやぞ??
これは水汲み場だったかな…綺麗な水がたまっています。
花崗岩というのは水を濾過する効果もあったらしく、
古代からそれを利用していたことが頭良すぎる…
インカ人はスペイン人の侵略を恐れてアマゾンの奥地に逃げてしまって、
このマチュピチュは「捨てられた都市」だといわれているんだそう。
マチュピチュにも金銀の宝飾品があったはずだけれど、
そのようなものはここからほとんど発見されていなくて、
インカ人が逃げ出す時に持ち出してしまったのだとか、
どこかに埋蔵されているのだろうと かいわれている。
ロマンの溢れる謎が残ってるって、現代の人間に夢与えるよねぇ~☆
上の写真のように、ここにも屋根があってそれを支える梁のような出っ張りが
きちんと残っています。
このへこんだ石はキッチンとして使用されていたらしいよ☆
なんだか現実的よなぁ~!
(その13へつづく)
ブログランキング参加いたします~~
ぽちっと押していただければ嬉しきことになりんす~