もう触れる事もできなくなった君からの伝言

もう触れる事もできなくなった君からの伝言

まさか?と言う事はあり得ません。
20歳になった息子が突然に自らの死を選んでしまった。その家族として体験したばかりだからこそ、防止へつなげたいと言う思いで、記憶を忘れないうちに、このブログへ記載していきます。

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令和2年現在、うちに小学3年の娘(長女)がいます。
昨年の二学期末からおトイレに行く回数が増え、次第に間隔も短くなり異様に感じて小児科へ受診しました。
尿検査や直診では膀胱炎でもなく細菌感染などの異常もないため『心因性頻尿』と診断されました。
その時に、『お家の事や学校の事で悩んでいませんか?』と小児科医に質問を受けましたが、私も娘も心あたりは無かったのです。
しかし、院内で30分間を様子観察のため待合室にいた時、はじめて学校の体育の授業中にトイレに行く事が出来なかった事を知らされました。
体育の授業前にトイレをしたそうですが、授業途中にトイレがしたくなり先生へ相談しようと思っていた時です、男子生徒がトイレに行きたいと体育担当だった女性教師へ伝えた所『授業中ですよ!!トイレは休み時間に行きなさい!』と叱り、それを見てしまった娘は体育授業が終わるまで我慢したのだそうです。
でも、限界を超え腹痛にもなり少し漏らして(友達や周りに気づかれない程度だったそうですが)その時から頻尿になったのではないか?と、娘と私は気が付きました。

小児科の受診結果を学校へ伝え、トイレの件は対処してもらう事になったのですが…
体育授業中にトイレがしたくなった娘が『行っていいですか?』とたずねた所、また女性教師が『授業中ですよ!!』と叱ったのです。
これを聞いてかなり怒りました。対応を忘れていた事…許せません。

その日から更に頻尿は酷くなり、1分も外や学校などでは立って居られない状態にまでなりました。
自宅を出ても直ぐに近くのトイレがある施設を利用しなければ通えない程にです。
『心因性頻尿』いえ、もうパニック障害だと私は思います。
こうなってからでは遅いんですよ。

教頭先生や担任と話し合い、今は、トラウマのある女性教師が担当する授業やイベント全てを別に対応して貰える様になりました。
それでも、いつ治るかわからない。

大好きな体育や音楽の授業に参加したいのに、スキー授業だって学年の皆んなと滑る事を楽しみにしていたのに、
トイレへの不安があるから別の教室ですごす事になり
それでも、明るく優しい子は
今日も学校へ行きました。

大暖冬の影響でスキー授業がまだ行われていませんが、Jr1級取得への意欲を娘は持っています。
もちろん私も彼女の『学校の先生になりたい』『学校でスキーを教えたい』夢、未来を応援したい。
検定は3月のまで幾つかあるスキー場であります。
心因性のものが、それまでに軽くならず同じ症状状態であったら…
女性教師を恨みますよ。
その教師はいま妊娠中だからナーバスになっていてヒステリックなんだろう。と数名の保護者が話しているのも聞いていますが、厳しすぎる教師だったのはご結婚前からです。
女性教師のお腹や身体の事を考えて、直接に注意をせず、しかもはじめは担任以外に名前を伏せて娘の病気を伝えたんですから。
たった1週間で重症化した『心因性頻尿』

これは、うちだけの問題ではなく、他の学校やお子さんと保護者、そして先生方にも強く伝えたい思いです。

生理現象については、たとえサボり逃避だとわかっても『我慢しなさい!』『行ってはいけない!』
『何考えてる?』『授業中です!』は、ぜったいに
言ってはいけないタブーの言葉だと。してください。
逃避したがる人には、それなりの理由があるからで、サボりの人は、その人が将来またはその後で困る事に繋がるのだろうから。
そして、叱る時に他の生徒達の前や見えたり聞こえたりする範囲で行う事をしないで欲しい。
注意を受けた方も傷つきます。見たり聞いたりしている方も傷つきます。
それが原因で、病気になってしまう人や生活に支障をきたす程にまでなってしまうのだと言う事を
知って欲しいです。