超、純愛大河小説
~お前と出会った日のことを俺は絶対忘れることはないだろう…。~
「わが校に入学おめでとう。君たちは今日から高校生としての自覚を持って……」
舞台の上で一生懸命しゃべるハゲてる校長。完全にひまな時間入学式なんてやってられなかつた。
「ダリー…、マジでダリーよ。早く帰りてー。」
入学式のマジでハゲてる校長の長い話が終るのをイライラしながら今日から同じ学校に入学するやつらの顔をキョロキョロ見回していた。
少し離れた斜め前にコメカミチョリ太郎が座っているのが見えた。
チョリ太郎は完全に眠そうな顔をして今にもいびきをかき始めそうだった。
暇つぶしの相手をさがしていたため、少しがっかりしながら他を見回した。
ぐるっと見回そうとした途中で目が留まった。というか、完全に釘付けになった。
そこにはまるで天使と見間違うぐらいの(と、言っても天使を見たことは無い。)黒髪で色白の少女が座って、ハゲた校長の話に真剣に耳をかたむけていた。
その女の子に目を奪われているうちに気付いたら入学式は終っていた。
「お~い。そこ歩いてるのサンボジョリ太じゃない?」
入学式が終わり体育館から出るところで、後ろから誰かに呼び止められた。
「やっぱジョリ太だ。俺のこと覚えてる?俺だよ、俺。ジョナサンショペ雄だよ。」
「??? ジョナサン…?あ~っ、ショペ雄かよ!思い出した。久しぶりだなぁ。」
「思い出してくれたか。まさか一緒の高校に来ることになるとは思ってなかったよ。」
ジョナサンショペ雄とは小学5年の俺が転校してから一度も会えずに今にいたっていた。
こうやって俺の高校生活いや青春ってやつが始まっていったんだ。
続く