シュンラン(春蘭)シュンラン(春蘭)は、ラン科シュンラン属の蘭で、土壌中に根を広げる地生蘭の代表的なものでもある。名称の由来は「春蘭」で、春に咲くことから。花は3~4月に咲く。前年の偽球茎の根元から出て、葉の陰に茎をのばし、その先端に花が1個つくが、まれに2~3個つくこともある。シュンランは、山菜としても用いられる。花を採り、茹でて酢の物などとする。あるいは塩漬けにしてお茶として用いる。