夕照橋  泣いた事も有る  凍れる帰路 | トドワラのブログ

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私は定時制高校の授業が終わると、自転車で16号を通

って家に帰るより、遥かに弓なりの東京湾沿いに 冷た

い潮風と、冷たく射すような 白く小さい冬の月を浴び

て家に帰ると方が多かったです。 母親が夏島の職場か

ら戻って ご飯を作って食べた後、自分の食べた どん

ぶりの中に顔を突っ込んで眠って居ました。当時は家に

は私の他に人は居たのですが、何時も知らん顔でした!

父親は世にも珍しかったけれど、母親も 私には何の温

もり一つ有りませんでした。

夏島の手前端の定時制高校から寒く遠いです!耐えがた

い辛い事が有って、夕照橋を渡りながら涙を流した事も

有ります!傷付いて 雪が降って居ても雪を体に積もら

せて帰った事も有ります。やっと家に帰っても、どんぶ

りに顔を入れた侭寝て居る母親を見て、見て見ぬ振りは

出来ず 其の侭2階へは行く前に流しを片付けて、母親

が顔を突っ込んで居るどんぶりも取って洗ってから2階

に行きました!





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