口の一つから私の選択した中房温泉に朝の内に付き
登山道を歩き出しました。
今日は 大天井ヒュッテに泊まり 翌朝早く出て
槍ヶ岳の肩に在る、北アルプスを代表する山小屋の
槍ヶ岳山荘に向かいました。
道に迷ったり初めて経験する3000m超の山特融の難路の連
続の末、太陽が高い内に槍ヶ岳山荘に着きました

明朝の御来光は難しいので、一応山頂の槍の穂へ登
って置く為にも急いで来たのですから、荷物を山小
屋に置いて、アタックしました。見た目も急ですが
登って居ると90度で鎖が無ければ登り様が有りま
せん。実は楽だったと翌未明に思いました。当日は
7月31日で一年で一番混む晩で仰向けに寝て居て
横向きに成ったら2度と仰向けに戻れない詰込みで
眠れず、まだ真っ暗の内に星の光と点々と続く灯り
の帯を頼りに槍の穂にへしがみつき前の人に着いて
徐々に高度を上げて行き、足場も前の人が進まない
と空きません。凄い渋滞でほとほと参りましたが空
が少し白む頃に、狭い頂上に上がれました。まだ空
いて居て良い場所を選べて幾ら寒くても選んで確保
した場所に寝そべって御来光を長い事待ちました。間
も無く槍の穂は満員に成り穂の上には誰も上がれなく
成り、長く待ってた写真失敗でしたが、槍の穂からの
御来光です!この方角に表銀座コースを歩く途中に登
って来た大天井岳(2922)が有ります!

角度を90度移動させると 槍の穂からの富士山が
雲の上の中央に見えるのですが、小さくて見えない
でしょうか?
見えなかったら 其の部分だけ ぼやけますが 少し
大きくして見ます!
写真を撮って狭い槍の穂から 降りようとしたら上
がれなく成った人達がずっと待っていました。辛か
ったでしょうし、お気の毒ですが、穂に上がれて場所
も選べて良かったと思いました。槍ヶ岳からの下山は
槍沢を下って 上高地に向かいました。





