06分終着様似駅に着く。今夜は野宿に成ります~
高校の同級生の小川と長瀬と3人は、駅を離れる
と暗い道路を歩きながら寝心地の良さそうな物件
を探すが、条件に適した所が無い侭日高の海岸沿
いに出る。やっと探し当てたのが海岸ぶちの漁師
小屋で有る。新築途中の綺麗な無人の家が良かろう
と思ったが、此処まで来たら崩れそうな漁師の物
置小屋でも寝られれば仕方ない。道路から砂浜に
降りて小屋の中を覗く。懐中電灯で照らしてみる
と散らかって居るが何とか寝られそうである。私
は寝袋を持って居ないので大きい長瀬の寝袋に入
れて貰って寝ようとした。しかし、流石に2人 入
って居ては窮屈である。初めの内は其れでも寒い
から我慢して居たが、どうしても寝付かれない

其れに胸が圧迫されて苦しく成って来た。私はま
だこんな所で、こんな姿で死にたく無かったので、
長瀬の寝袋から這い出す。非常に寒い。とても此
の侭では眠れない


