過去に演劇を少し経験したことのある身としての映画の感想をまとめたいと思います。
できる限り、モノノフとしての視点を封じてまとめてみたつもりです。
だいぶ長くなりましたし時系列がぶれたりしているところもあるかもしれませんが、どうかご容赦くださいm(_ _)m
※映画の内容に触れておりますので、まだ観られていない方はご注意ください!!
最近も映画館に行くこと自体はあったものの、純粋に映画を観る目的で行ったのはだいぶ久々な気がします。当然、今日はうりゃを入れたりフリコピしたりしていませんし、特に緑色の装備が多いわけでもありません(^_^;)
映画館に到着したら、いくつかの作品の予告編や映画泥棒のアレが始まっていました。これすらもなんか久々♪
その予告編の中に、ストロボ・エッジなど話題の作品の他に忘れないと誓ったぼくがいたがありました。元々この作品については何も知らなかったのですが、予告編がはじまった瞬間に某まゆげの女優さんだと気づきました。まもなく20歳になるのに、高校生コs…げふんげふん
その後に天才バカヴォンの予告もありました、これも映画館で流されるようになったんですね。
これらの予告編は単なる偶然なのか、それとも幕が上がるの客層を察してあえて組み合わせを調整したのか、気になるところです。
さて本編。
今回、モノノフとして観るのではなく、あくまで演劇がテーマの作品として観ようと思っていたのですが、最初に出てきた3人がどうしてもさおり・ゆっこ・がるるではなく夏菜子・しおりん・れにに見えてしまいました。後から少しずつ役として観られるようになってきましたが…
先に結論から述べると、ももクロ要素を無視して考えてもこの映画を観てよかったと素直に思いました。映画自体はよかったのですが、あのボリュームでなお「あんな場面も観たい」「こんな場面も観たい」というものが出てきた感じ。
学年が上がってから新歓の場面がありました。体育館のスペースの問題もあるのかもしれないけど、他の部ががっつり声出して勧誘活動行っているすぐそばで演劇部の勧誘も行っていたのが気になりました。
新入生がマトモに公演を観ていなくて落胆するシーンがありましたが、アレはまず仕方ないと思う。体育館が演劇部やステージを使う部オンリーであるのに比べると、観るまでの敷居は低いのかもしれない。ただ、あの配置だと能動的に演劇部の新歓公演を観るよりも休憩のついでにあの場所にいた人が多いんじゃないかな?
あと、たとえ役者の声が通っていたとしてもあの環境じゃ科白聞き取りづらいしまず集中できないでしょ(^_^;)
そんな中でも、
元々学生演劇は女子が多い傾向にあると思うけど、共学校で女子ばかりに偏るのは流石に珍しい気がします。現に中西さんのいた高校には男子もいたわけだし。
中西さんの入部するまでの心情やさおりとの絡みも興味深かったです。
演劇に携わっているのあれば、実際にレベルの高い演劇を観ることはとても重要なことです(何も演劇に限った話ではないと思いますが…)。それも、ただ観るだけに限らずスタッフとして参加する。
どうすればさおりにとって糧になるのか、中西さんはよく考えているなと感じました。これは演劇に深く精通しているしている人が作った作品だからこそ出てくる内容ではないかと思います。
あのお父さんは観ていてちょっと可哀想になったけど(^o^;)
暑い夏に突入し、吉岡先生がブチ切れてさおりが焦りまくって最後にノートごとプールにダイブする一連の場面はそのテンポも含め面白かったですね。こういうハイテンポな感じ、この映画においては珍しかった気がします。
モノノフとしてこの感想を書き込んでいるのであれば自重しようと思っていましたが、今回はそうではないのであえて書き込みます。ここらへん少しエロいと感じた
さおり達は高校3年生。進路について触れられること自体はごく自然なことだと思います。ただ、最初から進学が前提で話が進んでいて、就職や役者の道に行く可能性を教師側も生徒側も提示していないことに少し違和感。学校の方針か何かだろうか?
また、仮に進学が前提だとしても実際に大学に行けば演劇研究部や演劇サークルはいくらでもあります。作品内で触れられていた、劇団に所属することだけが道ではない。いくら高校演劇ありきの作品とはいえ、これらを一切排除しているのは原作者の視点故かなと思いました。
発声や公演を行う作品に沿った練習場面があったのはよかったですが、他にもエチュード(即興劇)の場面があると嬉しかったです。特にがるるのエチュードは興味があります。
中西さんと行った大会もさおり達がいろいろトチった地方の大会もそうですが、他の演劇もなんか面白そうでした。中西さんが以前いた高校がやっているやつとか、もう少しじっくり観たかった…
さおり以外の裏方の活動についてもっと観たかったです。この作品をももクロの映画だとすれば触れられなくて自然な流れかもしれないけど、高校演劇の映画だとしたら裏方にも光を当ててほしかったなと思っています。音合わせとか照明の調整とかすごく重要だし、これがうまくいかないと当然演劇は成り立ちません。
(ー.ー).。(幕が上がるがアイドル映画と言われる所以のひとつがここにある気がする
あと、だいぶ細かいことになりますが今回の舞台は静岡の高校が舞台です。地方だけでやるならともかく全国を目指すのであれば、自然と科白に出てくる訛りや方言をなくす方向になるはずですが特にその様子は見られなかった。たとえば、関東で放映されるテレビドラマに福岡出身の俳優さんが出ていても福岡の訛りが出ていることはほとんどないですよね?
実際に静岡でどれだけの訛りがあるかは知りませんが、私の経験ではたとえば東北出身や西日本出身の人がそれを指摘されていることが多かったことを覚えています。これも、なかなか直すの難しいと思うんですよね…
地区の公演の後に吉岡先生が役者になるべく教師を辞めます。演劇部に関わるようになってから辞めるまでの間ほんの数ヶ月、ペース的にはスラムダンクの桜木花道ばりの超展開。それでも、一つ一つの場面が丁寧に描写されているから不思議と違和感を感じなかったです。
実際の演劇でもそうですが、テレビドラマや他の映画みたいに同一時系列でコロコロ場面を変えるのは(演出方法にもよりけりだけど)難しいから、一つの場面を丁寧に描いてから場面の区切りを明確につける傾向があると感じます。
そういった意味でも、この映画の作られ方が演劇畑らしいなと思いました。
最後まで作品に没頭していたのだと思います。
最後の幕が上がるシーン、ここにくるまで「幕が上がる」というタイトルが表示されていなかったことをすっかり忘れていました。
そしてEDへ。率直な感想は「ここで終わり!?」
もう少し先までやると思っていただけに、少し驚きました。
いい区切りではあるのかもしれないけど、その先の結果がすごく気になりました!
演劇部のその後、吉岡さんのその後、あけみ部長(?)の演劇部、いろいろ気になる終わり方でした。
卒業後はももクロ関係はあけみちゃんだけになるけど、唯たちが卒業した後のけいおん!みたいな感じでアフターストーリーを観たいと思いました。
余談ですが、EDの途中ではじめてたこ虹ちゃんが出ていることを思い出しました。そして、たこ虹ちゃんがどこで出演していたのか全力スルーしていました。次探そう…
この映画を通じ、気になった子が3人いました。
まず1人目はさおり達のひとつ上の先輩。演劇部の先輩に関する話は序盤のさおりとの絡みもよかったし、この人に関しては後々の活躍も観ることができて嬉しかったです。
2人目はあけみちゃんとタメの少しぷにっとした感じで中西さん加入前の小さい公演で効果音とかやっていた子。
3人目が1年生の背が高くて最後に音響をやっていた子。
この3人の今後の活躍も楽しみです☆
長々と感想を述べてきましたが、ここまで駄文を読んでくださってありがとうございます。
今回だけでは追いきれなかったところもあるので、また改めて映画館に向かいたいなと思います(^_^)v
