この記事を下書きしたのは週末でしたが、

 

 

今日になって某個別指導塾が倒産したというニュースが出ていました。

 

 

大分でも先月か先々月にもある有名だった塾が倒産していましたし、なかなか大変な塾も多いようです。

 

 

大手だから、有名だから安心という時代ではなくなってきているようです。

 

 

 

さて、少し前の経産省の調査データになりますが、

 

 

教室売上は個人塾600万円と比べ、

 

 

会社として経営している大手塾は何と4900万円

 

 

という驚きの結果が出ていました。

 

 

「個人塾と会社としての大手塾では受講者数が違うじゃないか」とお気付きの保護者様もいらっしゃるでしょう。

 

 

もちろん、当塾のような個人塾と、

 

 

多店舗展開している会社塾では受講者数が段違いですから、

 

 

売り上げの差が出るのは当然です。

 

 

しかし、問題は生徒1人当たりの単価です。

 

 

なんと年間客単価は個人塾が約14万円に対し、

 

 

会社塾大手塾では約43万円と3倍もの差が出ています。

 

 

地域や指導形式、指導学年等によって差はありますが、

 

 

塾業界でよく言われる通り、

 

 

「大手塾は費用が掛かる」

 

 

という話はちゃんとしたデータとして出ているのです。

 

 

数年前のデータとはいえ、

 

 

「○か月分お月謝無料!」「講習費無料!」等と

 

 

無料という単語をよく聞く塾や、

 

 

人件費や光熱費などの諸経費が値上がりしている現状で、

 

 

大手塾の客単価が大幅に下がっているとは少々考えにくいです。

 

 

以前県外の塾関係者の方が、

 

 

「新○年生は△カ月月謝無料!」

 

 

のチラシを見て呟かれた言葉を今でも覚えています。

 

 

「その分の費用はどこで回収するつもりなんですかね」

 

 

無料でも運営できる体力の差と言われればそれまでですが。

 

 

 

 

 

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