平均点以下のお子様、お勉強が苦手な子にとっては、

 

 

数学の文章題は解きたくもないし見たくもない問題でしょう。

 

 

少なくとも平均点以下のお子様や数学が苦手な子で

 

 

「文章題が得意」「文章題が好き」

 

 

という子は、いないといっても言い過ぎではない程、

 

 

みんな嫌いで苦手なものです。

 

 

嫌いであっても解けるようになってもらうために、

 

 

解説をし、くり返し解いてもらいますが、

 

 

ただただ問題をくり返させていてもなかなか解けるようにはなりません。

 

 

「なぜ解けないのか」

 

 

その理由を考えて指導をしていく必要があります。

 

 

解けない理由は一人ひとり異なるものですが、

 

 

その様々な理由の中には、

 

 

「計算が出来ない」「式が作れない」という理由の前に、

 

 

「問題の意味がわからない」という子も実は多いのです。

 

 

大分の子で例えると、

 

 

「電車がすれ違う」という問題の意味が分からない子です。

 

 

電車が一般的な都会の子にとっては当たり前の光景でも、

 

 

電車に乗る機会が少ない大分の子にとっては、

 

 

「電車がすれ違うところを見たことがない。

 

 

見慣れていないのでイメージが出来ない」のです。

 

 

(大分では電車の代わりにバスで代用されますが、県外の問題を解くときに悩む子もいます)

 

 

文章題とまでいかなくても、

 

 

中学2年生の問題でよく出題されるろうそくや線香が何なのかがわからない子が増えています。

 

 

ろうそくや線香自体がわからないので、

 

 

火をつけて短くなるという考え方は

 

 

当然ながらイメージできません。

 

 

イメージが出来ないものですから、

 

 

式が作れなかったり、間違えたりするのです。

 

 

数学ではないところでいえば、昨年ある子が解いた英語問題でCDアルバムについての問題がありました。

 

 

正解はしていましたが、その子に

 

 

「CDアルバムって何かわかる?」と聞いたところ

 

 

「わからない」とのことでした。

 

 

上記は一例ですが、

 

 

「式を作る」「計算をする」

 

 

という前の段階でつまづいている子も多いのです。

 

 

「間違えた問題の解き方を教える」

 

 

だけでは不十分な子もいますので、

 

 

そういったところも考えながら指導をしていく必要があります。

 

 

 

 

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