【ペルシャの市場にて】
次の演奏会で演奏するこの曲、
タイトルを聞いて「ん~知らない曲だな~」っと思った方もいらっしゃるかもしれません。
しかーし
大分県民の皆さん!
絶対一度は聴いたことありますよ~
さぁ~どこで聴いたのでしょう?笑
それでは、簡単に曲の解説をさせて頂きます
キャラバン(隊商)が砂漠から市場へ入ってくる様子を軽妙なモチーフで表現した序奏で始まります。
形を変えて繰り返されながら高揚していき、「物乞いのテーマ」が重々しく迫力をもって登場します。
(「物乞いのテーマ」は男性合唱が加わることもあります)
一段落すると柔らかい音調になり、「部族のお姫様のテーマ」が静かに優美に始まり、音形的には単純でありながら耳に残る心地良い旋律、それが何度も奏されてオーケストラ中を覆い尽くしていきます。
そして舞曲調な接続部に入り、様々な音楽が通りすぎていく楽しさ、そして「物乞いのテーマ」と「部族のお姫様のテーマ」が再現されます。
終結部には、冒頭の軽妙なモチーフが戻ってきます。
名残惜しむかのようにもう一度「部族のお姫様のテーマ」を回想した後で、冒頭のモチーフを用いた弱奏で曲を閉じます。
わかりやすいストーリー展開になっている曲ですので、イメージしながら聴いて頂けると楽しさが倍増するのではないかと思います
大分フルートオーケストラ第3回演奏会は
2016年1月24日(日)
iichiko総合文化センター グランシアタで開催!
開場13時、開演14時
指揮:武田又彦氏
フルートだけで奏でる音楽をぜひお聴きいただければと思っております。
以上、大分フルートオーケストラ実行委員、橋本真紀がお伝えしました
