故障者の多いチームって?? | 大分中央カイロプラクティックセンターのブログ

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私が、中高生アスリート/スポーツ愛好者に積極的に関わらせていただくようになって以降、ずっと声を大にして言っていることも、桑田さんが口にすると説得力がありますね。


高校野球大会の連投について金田正一と桑田真澄が激論交わす
NEWS ポストセブン 9月9日(月)16時5分配信
 今年の夏の甲子園では、準決勝の前に初めて「休養日」が設けられ話題となった。休養日の設定は、連投を続けさせることで有望な選手の未来をつぶしているのではないか、という批判に応えた措置と言われている。

  400勝投手の金田正一氏と、小柄ながらPL学園、巨人と活躍し、現在は東京大学の硬式野球部で特別コーチもつとめる桑田真澄氏が、投手にとって多く投げることはよいのか否か、激論を交わした。

──現在の球界では「投手の肩は消耗品」という考え方から、「投げすぎると壊れる」といわれる。高校野球での連投も、かねてから批判の対象となっている。甲子園を制した者として、桑田氏はどう考えるのか。

 桑田:高校野球は変えないといけないと思いますね。始まった当時のシステムが、未だに残っていますから。

  かつては学生野球の「上」、つまりプロがなく、極端にいえば甲子園で肩が壊れてもよかったんです。ボクだって高校で野球は終わりといわれたら、骨折しても突き指してでも投げますよ。でも今は大学や社会人、独立リーグにプロ野球、メジャーリーグまで子供たちの未来は広がっている。甲子園で壊れるわけにはいかないんです。もう少し大人たちが、子供たちの将来を考えた日程を組んであげないといけません。

 金田:それで今年の夏の甲子園では、準々決勝の後に1日休みを作っただろう。ワシはこれで、「高校野球も終わりだ」と思ったね。批判を避けるために、お茶を濁しただけだ。高校野球というのは、連投、連投で各校が最後まで死力を尽くすからこそ、感動が生まれてきたんだ。それに1日ぽっち休んだところで、何かが変わるもんじゃない。

──金田氏は連投しても問題はないと?

 金田:バカ者、ワシがどれだけ投げたと思っている(※5526.2投球回数は日本記録)。人間の体は、そう簡単には壊れやせんわい。

 桑田:でも金田さん、ヒジが曲がっても腕が折れても投げようとする子は、今でもいるんですよ。それをメディアが煽って美談にしてしまうから良くない。そうやってダメになった選手を何人も見てきました。

 金田:あれだけ甲子園で投げたお前自身は、壊れていないじゃないか。

 桑田:僕は少しでも、体に違和感を覚えると投げませんでしたから。「根性無し」とか、「何サボってんねん」とかいわれましたけどね。理由は将来プロ野球選手になるため、壊れるわけにはいかなかったんです。だから予選の前には、1か月ノースローで過ごしたこともありました。

 金田:甲子園の優勝はどうでも良かったのか。

 桑田:そんなことありません、優勝は大事な目的でした。ノースローも優勝のためです。実際、1か月走り込んだことで肩の調子も良くなり、以前より良い投球ができるようになりました。

 金田:よく監督が許したな。

 桑田:普通なら「投げられない」といえば「もういらない」といわれる世界ですよね。だから言い出せなくて、ヒジや肩の爆弾が破裂してしまう選手が多い。PL学園の中村(順司)監督に理解していただいたのはありがたかったですね。

  すべては指導者の勝利至上主義が問題。よく「お前と心中だ」なんて話す指導者がいますが、本当に心中してくれる人なんていません。子供は壊れて終わり。監督がその後の人生の面倒を見てくれるかといえば、そうじゃない。だからちゃんと、壊れないように大人が子供たちの体を管理してあげなくてはなりません。

  もちろん勝利も大事ですが、学生野球では指導者の考え方を勝利至上主義から「人材育成主義」にシフトしていくことが必要です。

 金田:ウ~ム、子供は確かにそうかもしれん。しかし最近は一人前のプロが、「肩は消耗品」とかぬかすだろう。愚の骨頂だよ。「100球肩」などといわれた江川(卓)の頃からだな、おかしくなったのは。最近は楽して金を稼ぐことしか考えない“野球ブローカー”が多くて哀しい。

  闘争本能をもって、ファンを魅了できるよう、登板したからには完全シャットアウトする気で投げないと。昔のピッチャーは皆完投してきたぞ。ワシだって1年で34試合、完投したんだからな。

 桑田:僕は最高で完投が20試合ですから、やっぱりすごいですね。

※週刊ポスト2013年9月20・27日号

特に 『 すべては指導者の勝利至上主義が問題。よく「お前と心中だ」なんて話す指導者がいますが、本当に心中してくれる人なんていません。子供は壊れて終わり。監督がその後の人生の面倒を見てくれるかといえば、そうじゃない。だからちゃんと、壊れないように大人が子供たちの体を管理してあげなくてはなりません。 』 という部分は強く共感します。

野球に限らず全ての中高生アスリートに関わる問題です。

故障してから 『 いい治療院 』 を紹介するのもいいですが、選手の状態をしっかり把握し、適切なケアを受けさせていたら、故障させずにすんだ可能性はないでしょうか…。

故障リスクを最小限に抑え、安心して練習を積めるからこそ、試合でのパフォーマンスも期待できるというのが私の見解です。

故障者の多いチームの指導者さんには、ぜひ一度 『 メンテナンス・ケア 』 の重要性を考えてみて欲しいと思います。

流行のドラマではありませんが 「 いい結果は指導者の手柄、故障は自己の管理不足 」 では選手がかわいそうです。


もし残念ながら指導者さんが気づいてくださらなかった場合、守ってあげられるのは親御さんしかいません。

当院には真剣に子供たちの将来を考えて、ケアに連れてきてくれている親御さんがたくさんいらっしゃいます。
そして、定期的にメンテナンスをしている選手ほど、大きな故障もなく、それぞれが納得のいく結果を残してくれています。

もちろん、故障者の早期復帰に対するアプローチも行なっていますが…。

中学の3年間、高校の3年間、大学の4年間、それぞれで結果を残そうと思ったら、のんびりしている暇はありません。

だからこそ防げる故障は防げるように、神経系の調整や筋骨格系(軟部組織)に対するメンテナンスケアが必要不可欠だと考えています。


最高の健康と最高のパフォーマンスをあなたに!!…Get  Adjusted!!
大分中央カイロプラクティックセンターは、来るべき時に備えて、中高生アスリートが最高の状態で競技に取り組めることを願っています!


ちなみに、ごくまれにチームにトレーナーさんが付いているにもかかわらず故障者が続出という話を聞くことがあります。
それって大丈夫?