昨日は、丸一日お休みして、 『 第2回大分県スポーツ学会 学術集会 』 に参加してきました。
今年3月に設立総会と第1回学術集会が行なわれ、私はそのときから会員登録をさせていただいています。
【妙録】
【ご挨拶中の大場整形外科の大場先生】
朝9:30開始、夕方17時終了の予定が、30分ほど超過。
合計23もの一般演題があり、さらにシンポジウムと特別講演。
大分県でスポーツを支えている様々なカテゴリーの方たちから、非常に興味深いお話を聞かせていただきました。
おそらく100人程の参加者だったのではないかと思いますが、スピーカーや聴講者、スタッフの中には、何らかの形でご縁をいただき、存じ上げてる先生方が大勢いらっしゃったため、途中抜け出してエントランスでご挨拶や個別のお話を伺わせていただくこともしばしば。
私が知っているA団体のBさんとC団体のDさんが、実はお知り合いだったり、私が普段タメ口でお話しているEさんと敬語でお話しているFさんの関係では、FさんがEさんに敬語を使っていたり…。
なんだかおもしろいですね。
これがネットワークというものなのでしょう。
大分県のスポーツのバックアップ体制は、非常に充実したものになりつつあります。
そんな中、今回のお話を聞いていてつくづく思ったのは、カイロプラクティックを 『 痛みの専門家 』 だとか 『 腰痛・肩こりの専門家 』 だとかいうような限定的なカテゴリーで語っていると、そのうちやることがなくなるかもしれないなということです。
得意分野や特徴をアピールすることは大切ですが、カイロプラクティックは、 『 サブラクセーションをアジャストする 』 。
この原理原則をぶれさせず、世間一般にしっかりアピールしていく必要がある。
私はそう感じました。
1つの例と言えるかどうか分かりませんが、会場で高校時代の同級生に会いました。
会話の中で、共通の知人が先日当院に来てくださったことをお話しすると、即座に 「 あいつ、どっか悪いの? 」 という言葉が返ってきたのです。
カイロプラクティックが、腰痛や肩こりの専門家的な宣伝を見慣れているという証だと思いました。
もうそろそろ、 『 カイロプラクティック = 調子が悪い 』 ではなく、「 カイロプラクティックのアジャストを受けている 」 ⇒ 「 だったらあいつ、調子いいんだろうね。 」 という言葉が返ってくるような 『 ポジティブ 』 な捉え方を啓蒙していく必要があると感じています。
そうすると、それがそのままスポーツのパフォーマンス向上などにもつながってくると思うのですがいかがでしょうか。
今回は、100%聴講者の立場でしたが、各方面との接点も広がってきたため、いよいよ正しいカイロプラクティックの姿をアピールする準備が整ってきました。
今後は、各業界の重鎮の先生方にいろいろな教えを乞いながら、カイロプラクターが 「 スポーツを支える人々のネットワーク 」 の中でできることややっていることを、しっかりアピールしていきたいと思っています。