定期的に施術を受けにきてくださる、ある水泳選手との会話でおもしろいことを聞きました。
彼女については、以前にもこのブログで紹介したことがありますが、数々の大会で好成績を残している優秀な選手です。
しかし、時には思うように泳げず、結果が伴わないことがあります。
その時の感覚の違いについてを話してくれたのです。
「好調な時は、爪の先に水が引っ掛るというか、しっかり捉えている感覚があるが、悪い時は手のひらあたりにしか感じない」 「キックも調子がいいときは、しっかり蹴れている感覚があるが、悪い時はスカスカに感じる」
『 爪の先に水が引っ掛る 』 …TOPクラスの選手ならではの感覚なのでしょうね。
いったいどういう感覚なのでしょう。
泳ぎが苦手で、手足を動かすことや、どうやって息継ぎするかに必死な私には、とても体験できそうにありません。
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さてしかし、カイロプラクティックにおいても、微妙な感覚を触知する能力は必要不可欠です。
視診、動診、触診、アジャスト。
さらに言うなら、問診時の相手の表情や言葉使いからも、何かを感じ取る必要があるかもしれません。
並み以上の施術家であれば、利用者さんを前にした時は、雑談をしていたとしても、常に5感を研ぎ澄ませていることでしょう。
アクティベータ・メソッドにおいても同様のことが言えます。
簡単に覚えられる療法と誤解して、安易に使用している施術家の方もいらっしゃるようですが、実は入口の 『 脚長検査 』 にこそ、もっとも 『 繊細な感覚 』 が必要とされると、私は思っています。
ここを間違えると、全く意味を成さない刺激を、全く意味を成さない箇所に、全く意味を成さないタイミングで入れることになります。
いや、意味を成さないだけならいいですが、悪影響を与える可能性すら出てきます。
『 アクティベータ療法 』 のご利用をお考えの方は、日本唯一の 『 アクティベータ・メソッド・インターナショナル(AMI) 』 公認団体である 『 アクティベータ・ネットワーク・ジャパン(ANJ) 』 主催のセミナーを受けている施術家、さらに言えば認定を受けている施術家を訪ねることをお薦めします。
『 繊細な感覚 』 は、おそらく本を読んだ程度で身に付くものではないでしょう。
人の健康に関わる私達の仕事において、曖昧は許されません。
常にスキルアップを図り、より 『 繊細な感覚 』 を研ぎ澄ましていくことが、私達施術家の永遠のテーマであると思っています。
カイロプラクティックや他の療法をご利用になられる場合は、ぜひその辺りも感じ取ってみてはいかがでしょうか。