2023年8月7日 月曜日
とても怖いことがありました。
今でも思い出すとドキドキします。
早朝、夫婦でモコの散歩に行きました。
いつもとは違う新しい散歩コース。
気分一新に楽しく歩いていました。
妻がモコのリードを持って前を歩き、モコの排泄物処理やモコをちゃんと歩かせるために私は後ろからついて行きます。
左側の歩道を歩いていて、歩行者信号が青で横断歩道を渡っていると、右折車線にいた車が右折してきました。
当然、我々の前で停止すると思っていましたが、その車は横断歩道に進入し、止まる気配もなく我々に向かってきました。
私は「これは当たる」と直感で身体が条件反射で後ろに下がって難を逃れました。
ところが妻が恐怖で固まってしまい、モコと共に動きません。
その姿を見た瞬間、身体の底から身の毛もよだつ恐怖がこみあげてきて、車体を叩いていました。
運転手は驚いた表情でブレーキを踏みました。
車は妻の数センチ手前で止まり、モコは車体の下の空間で救われました。
二人の無事を確認し、わずか1秒くらいの間に味わった恐怖は、とてつもない怒りに変わりました。
普段は温厚なはずの私が、ボンネットをへこむ勢いで殴って怒声を浴びせた上にナンバーの写真を撮ったところで、運転手が降りてきて謝ってきました。
「太陽が眩しくてよく見えなかった」と言い訳していました。
酒臭さは無かったけど、タバコを片手に運転していましたし、おそらくよそ見運転でしょう。
ニュースではよく左折車の巻き込み事故が流れますが、右折車がこんな危険な運転をするのは驚きました。
「家族が死ぬかも」と感じたあの瞬間を思い出すたびに鼓動が速くなります。
私は昔、ママチャリで日本一周した時に2回ほど車に追突されましたが、その時よりも遥かに恐怖を感じました。
これから横断歩道を渡るたびにトラウマがよみがえるかもしれません。
とにかく早く忘れてしまいたいです。