大庭です。
暖かくなってきました。
陸上シーズンもいよいよ始まります。
わが高専チームもその到来に備え、部員たちはグラウンド整備を行いました。
あらかじめ購入しておいたアンツーカの土をトラックの上に敷いていきます。
実に2年ぶりなので、前の土はほとんど残っていません。
なので、厚めに土を敷いて、ローラーで固めていきます。
途中、一輪車がパンクしたりして、苦戦しましたが、部員たちはここまで持ってきました。
おつかれさま。
とてもきれいです。
ですが、競技場はオールウェザートラックといって、反発性の高いサーフェイス(表面)です。
一方、やわらかい土のサーフェイスは、反発性が低く、スピードが出にくいです。
競馬でいうと、重馬場です(笑)
競馬はやりませんが、重馬場だと予想が難しいらしいですね。
話は少しそれましたが、うちのトラックも当分は重馬場となりそうです(笑)
足を取られやすいので、しっかりと地面をとらえて走らないといけません。
その結果、より強い足腰が養われることを期待しています。
実はこのことに関し、いろいろな選手をみてきた中で、気づいたことがあります。
いわゆる重馬場のサーフェイスであまりいい走りができなくて、反発の高いサーフェイス(競技場)でのみ速く走れてしまう選手は、ケガをする可能性が高いです。
普段、土のトラックで練習している人が多いと思いますが、まずはそのトラックでしっかりと地面をとらえて走る能力を身につけることが大事です。
中には、反発性の高いトラック(競技場)でのみ練習している人もいると思います。
そういった人は、たまには土のトラックを走ってみてはどうでしょうか?
つまり、その感覚がおかしいと感じれば、ケガのリスクを抱えているいうことです。
春先にケガをしてしまう選手は多いですので、十分に気を付けて練習しましょう!
うちは、この重馬場をこれからコーナーにまで広げていく予定です(笑)
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