僕は大学入学当初、とにかく友人・仲間を作りたい一心で、何かしらの部活に入りたいと思っていました。できれば、「運動系」で「アクティブな部員が大半」「やったことのない又はこの場でしか出来ない内容をする」という項目に当てはまる部活を探して漕艇部に入部しました。入部した時は同輩が十人ほど既に入部していて、その輪に入れるのか心配でしたが、気づけばすぐに親しい関係となっていました。ところが、夏の終わり頃に悲劇が同輩が1また1人と辞めていったのです。残ったのはマネジャー含め4人だけ沢山部員がいて賑やかだったのが、一気に部室が静かになったのを今も覚えています。この出来事は正直予想外の事でした。時は流れ、2回生になり新歓の時期に新一回生をこちらから勧誘するのは、人見知りな自分にとってはとても厳しかったのですが、もっと部員を増やしたいという気持ちはずっと自分の人見知りな心を抑え込めてくれました。チーム全員の勧誘のおかげで、新一回生9人ほどが入部してくれました。また久しぶりに部室に賑やかさが戻り、とても嬉しく思っている反面、同輩が沢山いることを羨ましく思っている自分がいます。