小説「海と陸の彼方へ」

 

第三章新主人公アンヘルアメリカ合衆国大統領を目指す

 

第5話マフィアの金融担当ゴールドフィンガーを捕らえる

 

前書き

マリア・Vはアンヘルの好みのスタイルで現れたが、このままのスタイルをアンヘルは許さなかった。部屋が暖かいからという理屈を言い立て、アンヘルはアレキサンダー・マックイーンのレザーレギンスとジミー・チュウのブラックレザーブーツ以外はすべて脱がせてしまった。要するにブラックレザーストッキングと・ブラックレザーブーツだけの扇情的な恥ずかしさが募る格好にさせてしまったのである。その頃には何をされてもマリア・Vはアンヘルに逆らえなくなっていた。マリア・Vは昨夜ローザが部屋を抜け出し、アンヘルの家に行ったことにも気付いていたが何も言わなかった。アンヘルに嫌われるのが怖いのである。実際マリア・Vは息子よりも若いアンヘルを猫可愛がりに可愛がり、献身的にアンヘルに奉仕している。マリア・Vは、キッチンで最後の仕上げをしている。アンヘルがキッチンに入ると、彼女は微笑んで「おはよう、アンヘル。特別な朝食を用意したわ」と言う。

 

本文

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登場人物「1935年1月1日時点」  
アンヘル・ディアンジェロ16歳:ハーバーテックソリューションズ(HTS)の会長兼CEO。ル・クリスタル・ホテル所有「200万ドルで居抜き購入」。アンヘル航空㈱会長兼CEO「資本金10億ドル」。ヴィヴィ警備会社「資本金1千万ドル」オーナー。軍事産業への共同投資60億ドル「配当金:1,929万ドル/ 週」。
マリア・エバ・ドゥアルテ16歳。アンヘルの妻。AMレジャー総合開発㈱「資本金1億ドル」社長兼COO。悪魔のように可愛い女。 
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アンヘルの家族 
イタリア系の不法移民で、彼らの家族名は「ディアンジェロ」です。以下はディアンジェロ家の家族構成です: 
・父親ヘクター・ディアンジェロ(38歳):ヘクター・ディアンジェロは日雇い労働者として働き、家族を支えています。彼は家族に良い未来を提供することを夢見ており、そのために日々努力しています。 
・母親ローサ・ディアンジェロ(35歳):ローサ・ディアンジェロは家庭を守りながら、地域の共同体でボランティア活動を行っています。彼女は子供たちが教育を受けることを強く望んでいます。 
・兄ルイス・ディアンジェロ(18歳):ニューヨーク市警警部兼総合建設会社NYHCの社員。 
・ルイスの双子の姉マリア・ディアンジェロ(18歳):マリア・ディアンジェロは地元の専門校に通っています。 
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マリア・エバ・ドゥアルテ「マリア・D」16歳の家族 
・エルヴィラ・ドゥアルテ13歳。マリアの妹。 
・カタリナ・イルデフォンソ20歳。ルドラ金融㈱営業部長。 
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マリア・ヴァレンティーノ「マリア・V」54歳。アンヘルの恋人兼投資パートナー。ヴァレンティーノ・ファミリーの引退したボス:ヴィンセント・"ヴィニー"・ヴァレンティーノ(56歳)の妻。莫大な資産「推定500億ドル」を持つ。軍事産業への共同投資60億ドル「配当金:1,929万ドル/ 週」。
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ジョン・マッケンジー(35歳)。エドゥアルドの競争相手「有力な建設会社グローバルテック・コンストラクション・インクGCIのCEO」。
妻: サラ・マッケンジー(33歳), ファッションデザイナー
子供: ルーカス(8歳), ソフィア(5歳)
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サラ・マッケンジー(33歳)の実家
父:ロバート・ハミルトン(58歳):アメリカ合衆国の上院議員
母:キャサリン・ハミルトン(55歳):社会活動家
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ニューヨーク市長
名前: ダニエル・ハリソン
年齢: 42歳
家族構成:
妻: ジェニファー・ハリソン(37歳)
子供: エマ(10歳)、ノア(7歳)
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ニューヨーク市港湾局長
住所:ブルックリン臨海区
 マイケル・スミス(38歳)
妻: クレア・スミス(36歳), 弁護士
子供: ノア(7歳), ミア(4歳)
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ジャーナリスト
住所:ブルックリン・ベイ・リッジ地区「イタリア系」
エミリー・デイビス(32歳)
夫: ベン・デイビス(34歳), ITエンジニア
子供: エリー(3歳)
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エリナ・"ブラックウィドウ"・ロドリゲス40歳。アンヘルの愛人。元ニューヨーク・マフィア「シャドウ・ネクサス」の副ボス。アルゼンチン人。
マリア・"レッドローズ"・デ・ラ・クルス35歳。ニューヨーク・マフィア「シャドウ・ネクサス」の人事担当。アルゼンチン人。

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ニューヨーク市の行政地図

アメリカ合衆国東部
昭文社「コンパクト世界地図帳」P52


フロリダ州の地図と出典「南部にマイアミ、更に南部にホームステッドがある」

マフィアの組織図「パブリックドメイン」

 

4月19日金曜日午前7時:スカイライン・エリュシウム・レジデンシズ:アンヘル邸
今朝は6時からマリア・Vがアンヘルの家に来て朝食を用意してくれている。娘のソフィアと義妹のローザは一階のレストランで朝食ヴァイキングを味わいたいということで出かけたそうだ。マリア・Vは一緒には出かけずアンヘルのところに押しかけてきた。

マリア・Vはエレガントカジュアルな装いでアンヘルの豪華なリビングに現れる。彼女の選んだ衣装は、彼女自身の洗練された美しさを際立たせるものばかり。

マリア・Vの衣装
レザーパンツ: アレキサンダー・マックイーンのレザーレギンス
トップス: ドルチェ&ガッバーナのシルクブラウス
ハイヒールブーツ: ジミー・チュウのブラックレザーブーツ
インナー: エージェント・プロヴォケイターの高級サテンブラとショーツ
バッグ: エルメスのバーキンバッグ(黒、金具はゴールド)
時計: パテック・フィリップのカラトラバ
アクセサリー: ブルガリのセルペンティダイヤモンドブレスレット
装飾品: ハリー・ウィンストンのダイヤモンドスタッドイヤリング

☆朝食準備のときの光景
マリア・Vはアンヘルの好みのスタイルで現れたが、このままのスタイルをアンヘルは許さなかった。部屋が暖かいからという理屈を言い立て、アンヘルはアレキサンダー・マックイーンのレザーレギンスとジミー・チュウのブラックレザーブーツ以外はすべて脱がせてしまった。

要するにブラックレザーストッキングと・ブラックレザーブーツだけの扇情的な恥ずかしさが募る格好にさせてしまったのである。その頃には何をされてもマリア・Vはアンヘルに逆らえなくなっていた。

マリア・Vは昨夜ローザが部屋を抜け出し、アンヘルの家に行ったことにも気付いていたが何も言わなかった。アンヘルに嫌われるのが怖いのである。実際マリア・Vは息子よりも若いアンヘルを猫可愛がりに可愛がり、献身的にアンヘルに奉仕している。

朝食の献立
飲み物: ドメーヌ・デ・ラ・ロマネ・コンティのヴィンテージシャンパン
前菜: フォアグラのテリーヌ、トリュフを添えて
主菜: ベネディクト卵にキャビアをトッピング
デザート: ベルギー産ダークチョコレートとフレッシュベリーのパフェ
コーヒー: ジャマイカ・ブルーマウンテン

マリア・Vは、キッチンで最後の仕上げをしている。アンヘルがキッチンに入ると、彼女は微笑んで「おはよう、アンヘル。特別な朝食を用意したわ」と言う。

アンヘルも笑顔で「おはよう、マリア。これはすごいね」と答えながら、後ろからマリアを抱き締めほとんど裸の状態のマリアの全身をくまなく愛撫する。

「アンヘル。やめて。料理が出来ないわ。作り終えて朝食を済ませたらいくらでも貴方に抱かれるわ」と諭しながらマリアは料理を続けようとする。

アンヘルは言うことを聞かず、そのまま続行しマリアも仕方なく調理の手を止めアンヘルの相手を務めた。行為のあと、マリアは自身とアンヘルの身繕いを済ませてから再度料理に取り掛かる。

二人はダイニングテーブルに着き、シャンパンで乾杯する。マリア・Vはアンヘルの皿に料理を盛り、アンヘルに口移しで食べさせたり献身的に奉仕する。

アンヘルもマリアを膝の上に載せ、お返しにマリアに口移しで食べさせたり、全身に愛撫を加えマリアを喜ばせる。その合間合間にはアンヘルとマリアはお互いを褒め称え、感謝の言葉を交換する。すべての時間は互いの愛の証を確認するために使われたのである。

アンヘル:これは素晴らしい、マリア。ありがとう。

「あなたのためなら何でもするわ」とマリア・Vは優しく答える。

アンヘルは午前中に部下のエリナ・"ブラックウィドウ"・ロドリゲス40歳を見舞いに行くつもりである。9時には行けるだろうと思っていたが、思わぬマリア・Vとの悦楽の時間が長引き、病院に到着したのは午前11時であった。

☆マンハッタン美容整形外科医院:午前11時
アンヘルが車を降りようとした時、女性がふたり急に現れ「アンヘルさん。このまま車を出しなさい。シャドウ・ネクサスが貴方を暗殺しようとして待ち構えているわ」と言い、アンヘルを車に戻し自分たちも後部座席に乗り込んだ。アンヘルが後部座席を確認しようとした時、病院の入口から駐車場に向けてマシンガンが乱射された。アンヘルは大慌てで車を発進させる。

30分ほどのカーチェイスのあと、やっと追手を巻くことに成功したアンヘルはマンハッタン橋「マンハッタンとブルックリンを結ぶ鋼製の吊橋」上で車を停め、後部座席を確認した。一人は最近整形手術をしたエリナ・"ブラックウィドウ"・ロドリゲス40歳である。もう一人には見覚えがなかった。

ブラックウィドウ:アンヘルちゃん。このひとはマリア・"レッドローズ"・デ・ラ・クルスさん35歳と言って、シャドウ・ネクサスの人事担当よ。でも心配しないで彼女は私と同じアルゼンチン人で私の味方よ。

レッドローズ:アンヘルさん。初めてお目にかかります。私はエリナさんから説得されて組織を抜ける決心をしました。ボスの ヴィクトル・"ヴェノム"・カルーソとは元々考え方が合わないのです。

アンヘル:考え方が合わないとはどういう意味だ?

レッドローズ:私は誘拐や武器取引などの荒っぽいやり方を好まないのです。エリナさんも同じです。

アンヘル:ドラッグ取引やみかじめ料収奪はどうだ?嫌か?

レッドローズ:誘拐や武器取引よりはマシですが好きではありません。

アンヘル:君は何が出来るんだ。

レッドローズ:私は風俗店の経営やレジャーセンターの経営が好みです。

アンヘル:カジノなどの合法賭博場はどうだ?

レッドローズ:得意中の得意ですわ。

アンヘル:そうか。ではマリア・Dの補佐をしてもらおう。

レッドローズ:愛人にならなくても良いのですか?

アンヘル:君はそそる身体をしているから愛人になって欲しいが、なるかならないかは君の自由だ。

レッドローズ:私の希望はアンヘル様の愛人のひとりになることですわ。

アンヘル:良く言った。君に聞きたいことがある。マフィア組織「シャドウ・ネクサス」の金融担当: アリ・"ゴールドフィンガー"・アブドゥルについてだ。

アンヘル:彼は資金の洗浄を一人で引き受けているらしいが、具体的なやり方を知らないか?どんなことでも良い。

レッドローズ:そうですね。彼は組織が経営する風俗店舗「バー、ナイトクラブ、ストリップ劇場、マッサージ店など」に数個のスロットマシン「リールマシン」を置いて荒稼ぎしています。得られる紙幣は薄汚れた小額紙幣「1ドル札」ばかりです。その収入やドラッグ取引で得られた小額紙幣「1ドル札」を大量に所有しています。

レッドローズ:その利益を合法化するためにスーパーチェーンや薬局チェーン、ホームセンターチェーンなどを各地に建設してしのいでいたのですが、それでは飽き足りずネバダ州のラスベガスにカジノホテルを開業したのです。そこのスロットマシンの収入だけで合衆国すべての汚れたお金を洗浄することが出来るそうです。

アンヘル:そうか。そう言えばネバダ州は1931年に賭博を合法化したそうだな。良し、分かった。ラスベガスにも空港を作ろう。ニューヨーク⇔ラスベガス便を増設すれば良い。レッドローズよ。お前にアンヘル航空の子会社A・ラスベガス興業「資本金1億ドル」を任せるから、ラスベガスにカジノホテルを建設しろ。

レッドローズ:了解しました。ところでアンヘルさん、「アリ・"ゴールドフィンガー"・アブドゥルの手下共は毎週日曜日の夜、ラスベガスのカジノホテルに汚れた1ドル紙幣をすべて運び込む」と聞いていますがどうしますか?

アンヘル:どうしますか?とはどういう意味だ。俺に奪えということか?

レッドローズ:住所も時間も分かっていますし、兵隊100名とトラック50台もあれば奪い取ることが出来ますよ。

アンヘルは小考し、引き返して自分のマンションへ戻った。マリア・Vに話してみようと思ったのだ。

☆午後1時:マリア・Vの邸宅
アンヘルはマリア・Vにすべてを話した。

マリア・Vの行動は素早かった。長男のレオ・ヴァレンティーノ(32歳)に電話し、「役に立つ兵隊を300名連れてマンション前に集合せよ」と命令した。ラスベガスにいる知り合いに電話してトラックを100台用意させた。

二日後の日曜日には全員ラスベガスに集結することが出来た。

☆ラスベガス、シャドウ・ネクサス所有のカジノホテル:4月21日日曜日午後11時
アンヘルはレオ・ヴァレンティーノと共に、黒塗りのSUV車列を率いてカジノホテルに到着した。彼らの目的は明確で、その行動は計算されていた。

「全員、位置につけ。目標は現金100億ドルとゴールドフィンガー。失敗は許されない」アンヘルは耳に装着した通信機で命令を下した。

カジノホテル内部:午後11時15分
レオ・ヴァレンティーノとその部隊は、カジノの警備を一掃。一方、アンヘルとレッドローズはVIPルームに向かい、ゴールドフィンガーを拘束した。

「アリ・"ゴールドフィンガー"・アブドゥル、君の運はつきたようだ」アンヘルは冷静に言った。

カジノホテルの金庫:午後11時30分
「これが100億ドルか」レオ・ヴァレンティーノは金庫の扉を開け、山のように積まれた現金を前にして目を細めた。

「時間がない、早く積み込もう」アンヘルは指示を出し、部隊は手際よく現金をトラックに積み込んだ。

ラスベガス郊外:深夜0時
アンヘルとレオ・ヴァレンティーノは、無事に現金とゴールドフィンガーを確保し、ラスベガスを後にした。トラック100台はニューヨークに向かい、その中には奪い取った100億ドルと、拘束したゴールドフィンガーがいた。

「よくやった、レオ。これでシャドウ・ネクサスの資金源は断たれた」アンヘルは満足そうに言った。

「お前もなかなかやるじゃないか、アンヘル」レオ・ヴァレンティーノは笑いながら言った。

「次はどうするの?」レッドローズが尋ねた。

「俺はこの資金で新たな未来を築く。マフィア組織「シャドウ・ネクサス」の縄張りはレオが引き継げ」アンヘルは遠くを見つめながら言った。

レオはゴールドフィンガーからシャドウ・ネクサスのボスの居場所を聞き出し、ボス「ヴィクトル・"ヴェノム"・カルーソ」を捕らえるため、そして、アンヘルはマリア・Vに報告するため、ニューヨークへと出発した。

☆ブルックリン、ヴィクトル・"ヴェノム"・カルーソの隠れ場:4月23日火曜日午後3時
アンヘルとレオ・ヴァレンティーノは、重装備の部隊を引き連れ、ヴェノムの隠れ場に突入した。ドアが破壊され、部隊が建物内に流れ込むと、ヴェノムの手下たちはすぐに制圧された。

「ヴィクトル・"ヴェノム"・カルーソ、出てこい」アンヘルは冷静な声で呼びかけた。

ヴェノムは隠れ場の奥から現れ、拳銃を構えた。「こんなところまで来て、何がしたいんだ?」

「君が何をしているのか、すべて知っている。これ以上逃げる意味はない」アンヘルは言った。

ヴェノムは笑いながら引き金を引こうとしたが、その瞬間、アンヘルの拳銃が先に火を噴いた。破裂音が響き、ヴェノムの両足に弾丸が突き刺さった。彼は大声で叫びながら床に倒れた。

「これで君の犯罪生活は終わりだ」アンヘルは拳銃をしまい、レオ・ヴァレンティーノに合図をした。

レオは部隊に命じ、ヴェノムを拘束。痛みで顔を歪めるヴェノムを見下ろしながら、アンヘルは言った。

「君が築いた帝国は崩壊した。これからは新しい時代が始まる」

そして、アンヘルとレオ・ヴァレンティーノは、ヴェノムを拘束したまま、ブルックリンを後にした。マンハッタンに戻り、マリア・Vに報告する時が来た。

☆4月23日火曜日午後7時:マリア・V邸
マリア・V邸は見舞客でごった返していた。レオの家に滞在していたマリア・Vの亭主ヴィンセント・"ヴィニー"・ヴァレンティーノ(56歳)が賭けゴルフをやっている最中に卒倒したそうだ。お相手も隠居中の身で腕前も似たりよったりだったそうだが。興奮しすぎたのかも知れない。医者の見立てでは今夜中が山だとか。

アンヘルとレオはマリア・Vに相談どころではなく早々に自分の家へ引き上げた。アンヘルはブラックウィドウとレッドローズをマリア・Vに引き合わせるため連れてきていたのだが、とりあえずふたりをアンヘル邸にしばらく泊めることにした。ふたりともアンヘルの愛人でありかつ部下でもあるのでそのことには3人共異存がなかった。

ブラック・ウィドウはアンヘルの秘書として使い、レッドローズにはラスベガスのカジノホテルを任せるつもりだったが、カジノホテルはまだ土地すらも購入していない。カジノホテルが完成するまでは別の仕事をやってもらおうと考え、アンヘルは頭を捻った。居抜きで売り出している風俗店を購入し彼女に任せようと考え、彼女に店舗の選定を任せた。

今回はここまでにいたしましょう。次回をお楽しみに。

 

後書き

アンヘル:彼は資金の洗浄を一人で引き受けているらしいが、具体的なやり方を知らないか?どんなことでも良い。レッドローズ:そうですね。彼は組織が経営する風俗店舗「バー、ナイトクラブ、ストリップ劇場、マッサージ店など」に数個のスロットマシン「リールマシン」を置いて荒稼ぎしています。得られる紙幣は薄汚れた小額紙幣「1ドル札」ばかりです。その収入やドラッグ取引で得られた小額紙幣「1ドル札」を大量に所有しています。レッドローズ:その利益を合法化するためにスーパーチェーンや薬局チェーン、ホームセンターチェーンなどを各地に建設してしのいでいたのですが、それでは飽き足りずネバダ州のラスベガスにカジノホテルを開業したのです。そこのスロットマシンの収入だけで合衆国すべての汚れたお金を洗浄することが出来るそうです。