夏休みの思い出 三重県伊勢志摩の1日目 | 料理人ウ・ドンファンの う、ど~んな日々

料理人ウ・ドンファンの う、ど~んな日々

45年飲食・食品関係の業界にいます。19年飲食店自営してましたが、今は自分が美味しく食べる為に料理を作っています。もちろん家族はその恩恵にあずかってる・・と思ってますが・・ できるだけ料理には簡単なレシピを付けてます

先に8月18日の手打ちうどんかめ吉の話が出てしまいましたが、その前日からの事

8月17日に伊勢道伊勢ICを出て 目指したのは伊勢うどんの老舗山口屋でした

20年位前に深夜の初詣バスに乗っての早朝

ツアーで用意された伊勢うどんを食べたのが初めてでした

その時のノビきったうどんにあきれ返ってしまった

これが有名な伊勢うどんであるわけがない!と思い、その店を出て専門店を探したわけでありました

早朝4時ごろだったけど1月3日の早朝だから営業中の店があった

しかしながら、その店のうどんも同じだった

それ以来伊勢うどんはノビきったうどんだと思い込んでいた

つい最近知ったうどんライター井上こんさんの記事(リンクあり)を読んでいて、ものすごい伊勢うどんファンのようなので、1軒おすすめの店を聞いたのがこちらの山口屋でした

昭和初期からの3代目だそうで、期待できるんじゃないかと思えるね~

店があるのは カーナビで大まかな支持されても 解らない裏通りです
一度車を降りて徒歩で探したぞ~50m離れた駐車場は軽四で3台、普通車なら2台かな
通し営業のようだから、車なら昼時は避けた方がいいね
そんな予想をして 店に着いたのは14時前でした
お盆も過ぎた17日で 先客は2組だけでした。思惑通りです

普通のうどん屋のようにトッピングが乗るメニューがあるんですね
しかし、ここは無難に普通の伊勢うどんを注文
他の客の注文は無さそうだったが、提供までは15分くらいかかった
伊勢うどんの麺は1時間煮込んだものと聞くが、さらに煮込むんだろうか?

運ばれた伊勢うどんの一本の太さがすごい!
箸でつかむとすぐ切れそうなフワフワで マシュマロのような食感です

真っ黒なたまり醤油のタレだけど、カツオ風味で醤油からくは無くて飲み干しました
もうこれはうどんというくくりではなく伊勢うどんというジャンルができても良いくらいだと思う
沖縄にはゆし豆腐という料理があって、二日酔いにも良いらしい(飲みすぎではない時食べたことあるけど)
伊勢うどんも二日酔いに効くかもしれない

ここで20年前の誤解が解けました

しかし、讃岐うどんでもそうだけど

団体ツアーのうどん提供は 美味しく出せる限界がありますね

伊勢うどんを食べただけで 参拝もしない不信心な奴であります

うどんを食べる為だけに来たので、そこからは志摩市に直行(笑)

目的地は御座白浜海水浴場でしたWEBページはこちら(リンク)

海水浴場からは少し離れた漁港側の民宿に予約していた

大将は海士(海女の男版)で海に潜って調理する
はい!もうここで 魚好きにはたまらない情報ですね~☆
シュノーケリング&素潜り好きなうどんファンですが、漁業権が強い地域では海水浴場で潜ります
あわよくば漁場で潜らせてもらう魂胆も見え隠れしながら(笑)写真しかとりませんよ

 

民宿やまやでは 1泊2食7000円の予約 宿の詳細はこちら(リンク)

それに単品の刺身をおまかせでたのんでいた

お盆明けの平日とあって他の客は無しの貸しきり状態でした
食事は別室に用意されていて、1泊2食7000円(税込み)のプランです
夕食は地元食材の魚尽くし!!
1.あおりいかの刺身はコリコリで甘い 冷凍でないことは間違いない!
2.太刀魚の煮付け 薄味で白身魚の風味を生かしています

3.キス2尾とピーマンの天ぷら もちろん地物ですね。タイ産の冷凍とはあきらかに味が違う!

4.バタ貝の塩焼き 一見ホタテのように見えますが、この地方で養殖されてます
5.南瓜の煮物とイカみみの酢味噌和え(別々の小鉢です)
6.デザート? 冷たいぜんざいのお餅に見えるのは小麦粉の団子です

 

☆.別注の刺身はおまかせで予約してました
  定置網にかかったシオ(カンパチの子)の1尾丸ごとが2000円でした
  シマアジだと言われると信じてしまうような見た目と味でした

スーパーでは小ぶりのものでも380円、普通に買っても原価1500円か

このシオのせいで熱燗2本追加してしまいました~1000円余分な出費だけど、美味しい刺身にはつきものだから・・
思った通り 漁師民宿は魚が新鮮でウマイ(^0^)/

朝食がビックリ!のメニュー
1.質素な小鉢に3個あるのは~サザエの煮付けではあ~りませんか~♪
  軽く煮ており 固くなってはいません
2、小アジのみりん干しも間違いなく自家製です
  美味しいけど小骨がちょっと嫌かな・・その部分だけ残せば済むことですけど
3.目玉焼き、生姜の甘酢と金柑、海苔佃煮、大豆煮豆
4.特産物のあおさタップリのみそ汁
  瀬戸内海のアオサは苦味があるんだけど、志摩のは甘い!すごく美味しい!
夜は米は飲むけど食べませんが、朝は3杯食べちゃいました(笑) ご飯のおかずが美味しくて多すぎる!

客室は全て座敷ですが、エアコンはついてます
自分たちが宿泊した部屋には鍵はかからない襖が扉でした
全員63歳以上で平均年齢76歳だから まったく問題無しです(笑)
内側から鍵がかかる部屋もあるようです
浴室は共同で男女別 一度に5人くらいは入れます
トイレは共同でフロアーごとにありました
喫煙は中庭でテーブルがありました
1泊2食7000円は最低料金で、その他のプランはホームページ参照してくださいね
民宿横に3台は駐車できますが、途中の道が狭くて普通乗用車まで通過可能
大型乗用車は別に駐車場がありました。 そちらからはビーチまで徒歩10分です

こちらは朝食 ナント!サザエの煮付けが3個も付いてます(^0^)

自家製小鯵のミリン干しに具だくさん赤出汁味噌汁

ご飯3杯食べちゃいました

向かって左側が北で右は南

民宿から徒歩15分だけど、高齢者連れなので海の家に入った

駐車料金1000円払うと、施設内休憩無料に更衣室シャワーも無料で使用できる。 これってすごく安くないですか~(^^♪

 

これが本来の目的の海水浴!ビーチからエントリー

 

水中の様子はYouTubeにアップしてます

 

猛暑でプランクトンが多いからか?透明度が悪いです

魚たちが人間に慣れてなくて、一目散に逃げていきます(笑)

この後の昼食が手打ちうどんかめ吉でした