ビーイングタッチの河野修一先生講師からは示唆に富んだお話をたくさん聞くことができました。
現在の常識を軽々と超える人がたくさんいる
「世界には不食の人が20万人もいるんです。
その人達はとても健康です。それまでに治らなかった病気も不食によって、どんどん治っていったそうです。
人は食べなくては生きられないという、現在の常識を軽々と超えている人達がいるんです。」
イメージできることは″できること″
まずイメージが先にあり、身体は後からついてくる。
繰り返しイメージすることで、そこにエネルギーがそそがれ、実現する。
(SFの世界で描かれていることは、将来ほぼ実現する。江戸時代の人が見たら、現代はSFの世界。)
意識のレベルを変える
「かもめのジョナサン」に『最も高く飛ぶカモメは最も遠くまで見通す』という一文があります。
ジョナサンはただ食べるために飛ぶという他のカモメとは異なる価値観を持ち、いつもみんな(群れ)から離れて飛んでいたので、見える景色が違っていました。
やがて、ジョナサンは群れからは追い出されてしまいますが、カモメのマスターと出会い、自分もマスターとなる道を選ぶのですが、、、
(行き詰まっている自分の世界を変えるには)
これまでの意識のレベルを変える必要性があるかもしれません。」
変態する
イモムシ(幼虫)はさなぎの中で、いったんドロドロに溶けて、蝶(成虫)というイモムシからは似ても似つかない生物へと変態する。
人の遺伝子にも、そういうスイッチがあるかもしれない。
「がん」ていうと、重苦しい感じがするから、「ぽん」って呼んでみたらどう?
(大腸ぽん。→な、なんか可愛い)
河野先生からは瞑想のやり方も教わったのですが、座って目を瞑る一般的な瞑想とは違って独創的でした。
自分の身体をアンテナにみたてて、宇宙や自然からのエネルギーを受け取る、踊りのような瞑想を行いました。エネルギーを受け取りやすくするため、ラジオの周波数を合わせるみたいに身体を動かします。
菅平の自然の中で、私もぎこちないながら動いてみると、私もあらゆる命の循環の一部なんだなぁと感じました。
ただ、流れている。
それが心地よいなぁって。
リトリートの中で、岡部先生や河野先生が、私がよく参考にさせてもらっている森下敬一先生のことを度々取り上げられていたので、励みになりました。
森下先生は著書「ガンは食事で治す」の中でこうおっしゃっていました。
『ガンの正体を解明していくと、血液の中に病原菌が入り、その毒素によって中毒症状を起こす「敗血症」の一種といえるかもしれません。「敗血症」はあっという間に体内に毒素が拡がって死んでしまう恐ろしいものですが、ガンの患者さんが多くなった昨今、ほとんど見られなくなりました。
ということは、敗血症に対する応急処置的な役割を果たすためにガン腫(ガンと呼んでいる、でき物のような組織)が登場したのではないかと考えています。
ですから、ちょっと逆説的な言い方かもしれませんが「ガン(腫)は本当のガンではない」のです。
血液が汚れているときに、体内の酸素の需要や供給のバランスが崩れ、酸素が足りない部位や抵抗力の弱いところにその適応反応(解毒・浄血延命装置)の一つとして、ガン腫ができるのです。
(中略)
したがって、ガン腫は「体の血液が汚れているから、今のうちに何とかしないと死んでしまうぞ!」という警告を発してくれている、ありがたいシグナルでもあるのです。』
私は、これまで「がんはなかなか治らない、コントロールできない」という常識に囚われて、恐怖と不安でがんじがらめになっていました。
「私は大丈夫」だと、自分と周囲の人に言い聞かせることでなんとか自分を保っていました。
自分を、自分の命を信頼することなんて、全然できていませんでした。
でも、がん(もしかしたら他の病気も)は自浄作用なのだから、私は良くなる方法をちゃんと知っているし、あとは良くなっていけばいいんだなぁって思えたら、不安がだんだん消えていきます。
身体の調子が悪い時には、不安にかき乱されそうになりますが、そんなときはヨガや瞑想をして自分の声やエネルギーをちゃんと感じてあげると落ち着くことがわかってきました。