検査結果1のつづき。

手術は早ければ年内(検査結果を聞いたのは12月半ば)、遅くとも年明けの1月中にはやったほうがいいとのこと。入院期間は1ヶ月程度ということだったが、その間、授乳はどうするのだと思った途端、ぶあっと涙が溢れてきてしまった。

手術前後は下剤やら麻酔やら強い鎮痛剤やらを体内にいれるため、母乳はもちろんあげられない。
その後の入院期間中も病棟には乳児は入れないため、直接は母乳をあげられない。搾乳したものならあげられるけども、、、でも、手術した後に転移の可能性があれば抗がん剤での治療をするかもしれず、その場合は母乳継続は難しくなるかもね、とのことだった。

ぐーちゃん(娘)はまだ生後1ヶ月。
ようやっと母乳がよく出るようになってきて、ぐーちゃんも吸い方が上手になってきたのに。
母乳がうまく出ず、怒る娘をあやしながら、頻回な授乳で傷ついた乳首の痛みや腫瘍が出来たお尻の痛みにも耐えて、ようやっとスムーズな授乳が出来るようになってきた矢先に。
何故だ!理不尽だ!
おっぱいを飲みながら幸せそうに寝てしまうぐーちゃんを思い出して、ぐーちゃんからおっぱいをこんなに早く取り上げなければならないことが哀しくて、可哀想で仕方なかった。

自分の身体どうこうよりも、なぜかぐーちゃんの授乳期間をなるべく長くしたいという思いでいっぱいになった。
授乳期間のことはもちろん、年末年始に絡まない方が、家族に迷惑がかからないかなと考え、手術は年明けにしてもらうことにした。
手術前までの期間は、母乳に影響が少ないカロナールというマイルドな鎮痛剤を処方してもらうことにした。(これが効かなくて、辛かった。)

ガンと聞いても、まだ他人事のような気がしていた。人工肛門になることも、しょうがないじゃんと変に納得してしまった。

私1人だったら、そのまま地元の病院での手術を受けてしまっただろう。しかし、家族はちがった。セカンドオピニオンをちゃんと聞いた方がいいと説得され、セカンドオピニオンを聞きに行くことになるのでした。