明治17年創業し小高家に継承されて今年で129年を迎えるそうです。
東京・神田の老舗蕎麦処「神田まつや」さん。
以前は目と鼻の先に客先があったのでよく行きましたが、
久しぶりの訪問になりました。
近くのかんだやぶそばは火事で建物が燃えてしまったので、
こちらの風情満点の二階建て日本家屋は貴重ですね。
老舗のそば屋さんは結構値段が高いのですが、
もりそばが650円ですから庶民のお店。
まさに文豪・池波正太郎先生のお気に入りだったという話は納得できるのです。
(ケーブルテレビでほぼ毎日鬼平か剣客を見ているこのオヤジには憧れなんですね)
お友達が注文したのがこちら。
にしんそばは1050円也。
そばをくぐっているにしんの甘露煮が印象的。
写真から出汁の香りがするような透明感のあるツユであります。
その美味しさにお友達絶賛でした。
有名なそばがき(1050円)も注文しました。
葉の形をした20cmほどの大きさ。
この日のそば湯は濃かったのですが普段は透明だそうです。
おねえさん達の接客が素晴らしく一緒に行った人数分の蕎麦猪口を出してくれました。
さすが老舗やね。
ボソボソしたそばがきではなくモッチリでつるんとした食感。
ワサビをちょいとのせると美味しいのですよ。
これも熱燗に合う一品です。
以前から1度は注文したい親子丼(1050円)
昔ながらの昭和の味がしましたね。
したがって表現は美味しいではなく旨いな~。
ほんと懐かしい味なのです。
このお吸い物ですが親子丼に合ってとっても美味しかったです!
「神田まつや」の蕎麦は今風ではありませんが、
この建物の風情が上乗せされるところが良いのですね。
出来たら・・・これからの季節に熱燗と焼鳥を昼から頼み・・・
それが絵になるオヤジになりたいものであります。
神田まつや 住所:東京都千代田区神田須田町1-13 TEL:03-3251-1556 交通:JR神田駅東口から徒歩5分 丸の内線 淡路町駅/都営新宿線 小川町駅より徒歩1分 営業時間 月~金 11:00~20:00 土・祝 11:00~19:00 定休日:日曜日