池波正太郎作品に登場する料理の中で、
よく登場するの浅利と大根の鍋。
仕掛人藤枝梅安がフウフウ言いながら食べる鍋だ。
シャキとした大根とふっくらした浅利が美味しくて、
僕は大好き・・・
最近、作ることが多いであります。
仕事が終わって早く家に帰った日に、
まずは浅利を砂出しし・・・
大根は細く切る。
油揚げやえのきなどあったら更に良いのです。
簡単に鍋に出汁を取り、
浅利を茹でてアクを掬います。
切った野菜や油揚げを皿に盛り付ければ準備完了。
たったこれだけで極上の鍋にありつけるのです。
味付けは塩だけ・・・
浅利からさらに深い出汁が出る。
大根はしゃぶしゃぶするだけですが、
寒い夜はこれが素晴らしく美味しく感じます。
最近買ったレトロなバーラー、クッキングストーブ。
これを囲んだら・・・
「だんな~堪りませんな~!」
などと江戸時代にタイムスリップなのだ。