「シティックスカード」は、
福岡県福岡市に本社があるクレジットカード会社です。
自社で延滞した債権の回収について、督促業務を行うことはしていません。
”シティックスカード”に
ショッピングやキャッシングの未払い債務があるという方は、今まで「ニッテレ債権回収」から請求書が届いていました。
債権が譲渡された訳ではなく、債権回収を委託した・・つまり債権は
シティックスカードにそのまま存在し、依頼によって債権回収業務を行っていたということになります。
しかし、ニッテレ債権回収は、業務の一部を昨年末頃から、
ＮＴＳ総合弁護士法人へ変更しているようです。
なお、ＮＴＳ総合弁護士法人の住所は、
ニッテレ債権回収の住所と同一住所となっています。
当事務所にも今まで
「ニッテレ債権回収から請求書が来ていたのに突然弁護士事務所から請求書が来るようになりました」
と、相談され、時効援用の依頼を受けるようになりました。
✅請求書のタイトルは「受任及び督促の御通知」となっているようです。
ポイントは
最終返済から５年以上経過しているかどうか
裁判を起こされたことはないか
債務の承認をしたことはないか
です。
の要件を確認するには、督促状の中に記載されている
ご利用明細を見る必要があります。
管理番号・商品名の下に「契約年月日」と「弁済期限」の項目があります。
この「弁済期限」の期日から５年以上経過していれば、時効援用ができる可能性があります。
は、今まで裁判所からの封書（郵便局員が配達し、必ず記名または押印が必要）を受け取ったことがない場合となります（不郵便等を除く）
は、５年以内に返済についてシティックスカードと話をしたことがあるかどうか ということになります。
近頃、受けた案件ではＮＴＳ総合弁護士法人からの依頼として
請求が来ていた事案につき
司法書士として「時効援用代理」で受任し、
ＮＴＳ総合弁護士法人に時効援用通知の内容証明を送ったところ
しばらくして、当該法人から「辞任通知」が送付されてきました。
つまり「時効は成立している」と考えていいのです。
債権は「シテックスカード」に存在していますので、
確認を取ったところ、
「時効中断（更新）時由はない」
が会社内部での
償却処理 
貸し倒れ処理までは数週間かかり
その後、会社締め日後に信用情報機関に申請するとの回答を
得て、数週間後に再度時効処理されたかの確認を取り
いずれの事案も無事、借金消滅で時効援用は成功
無事、解決しました。
自分も「時効援用の対象かも？」と思われる方は、遠慮なくご相談ください。
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