2015年度(4月以降)に入り、
各社の過払い金への対応が変化(悪化というべきか)している。
まず第1に請求書を送付してからの返答の遅さである。
対応が1週間程度と早かったプロミスさえ、1ケ月以上かかっている。
確かにいずれはなくなる過払いですが、
どの会社も「過払い金返還の終焉は近い」と見込んで
過払い金の返還原資を減額している。
担当部署の人員も削減しているので、対応が遅くなっているのだろう。
今回のレイクへの過払い金請求の場合も、
対応が遅いので、連絡をたびたびを請求していたにもかかわらず、
やっと出た和解案は「5割から」というもの。
これが第2の変化で金額の悪さである。
以前は最初の提案は7割程度からでしたが、
いきなり5割からの提案になりました。
レイク側によると、
新生フィナンシャル自体は「貸し付け業務」を行っておらず、
保証業務等のみの業務だという。
しかし、
過払い金を回収したいかつての借り主にしてみれば、
会社の事情は関係ないのですが。
この傾向は、これからも顕著になっていくとすれば、
「過払い」の可能性のある方は、早めに検討した方が良さそうです。
福岡の武富朋子司法書士事務所 武富
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