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こんばんは、気象予報士の片山美紀です。


いつまでも寒いと思いきや、春は少しずつスタンバイしつつあるようです。


先週、代々木公園でロウバイや梅の花が咲いている様子を見つけました。








ロウバイは、気象予報士になるまで知らなかった植物です。




気象キャスターは、気象の解説のほか、その季節ならではの風景を伝え、季節の進み具合を伝えることも多いので、花など植物の名前もたくさん知っておくと役立ちます。


さらに、例年と比べて、咲き具合はどうなのかなどまで伝えられると、情報としての価値が上がりますね。


私もまだまだ勉強中ですが、特に、各地域のその季節ならではの風物詩を知っておくと表現の幅が広がります。


たとえば、私は静岡で気象キャスターをしていたときは、春が訪れると富士山に現れる「農鳥」と呼ばれる雪形を毎年、伝えていました。最初は地元の方に、色々教えてもらうのがいいですね。


気象予報士の試験では、全く問われないことですが、気象キャスターを目指すなら、自然の風景に興味を持ち、知識を増やしておくことをおすすめします。



さて、ロウバイって、とても可愛らしいですが、、、


地面を向いて咲いているので、実は撮影がとても難しい・・・笑い泣き





私はいつもスマホですが、性能の良いカメラを持っておくのも、気象キャスターにとって役立つかもしれませんねウインク





冬が終わりに近づくと、春がやってきて、そしたら暑くて大雨や台風の多い夏がまたやってきてしまう・・・と早すぎる心配をしてしまいましたが、ひとまず花咲く春爛漫を楽しみにしておこうと思います。



あとは、大人になってからは何故か年々、空気の冷たい冬が好きになっていくので、残りの冬を存分に味わっておきたいと思います。




ウェザーマップが運営する気象予報士試験対策講座「クリア」の講師もしています。現在、全国どこからでも受講できるオンライン講座も多数、開催しています。

 
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